能登の海にアオリイカが・・・もうすぐ秋

東京から能登へくる間、信州のサービスエリアでくつわ虫の声を聴いた。
秋、とういう風情はない。この世で一番うるさい虫の音。
この3日くらい、夜は涼しく、コオロギの音やかえるの合唱も、
なんとなく秋の気配。冬になると、このへんは、網戸が移動するくらい強い
北風が吹くけど、秋までは、高原にいるかのごとくだ。

先日、ラジオで、「睡眠コンサルタント」の女性が、「都会で生活していると、
いきなりステーキみたいに、朝しめきった部屋の中で、目覚まし音で起きる、
というのはよくない」みたいなこといっていた。
つまり、カーテンごしに薄明かりの夜明けを感じ、「そろそろ朝だ」みたいなことを感じた後、
目覚ましより少しはやく起きる、くらいがちょうどいい、らしい。
歳をとると、メラトニンが少なくなって、朝はやく目が覚める。ところが、今は若い人たちが、「
スマホ中毒で、それがメラトニンを減らす原因になっているとか・・・

バッハの音楽なんかは、眠るモードになりやすいものが多いし、自然の中の、虫のすだき、
雨音や風の音、セミやかえるの声なんかも、脳を癒してくれる効果がある。
いろいろ工夫していかないと、電磁波や、騒音や機械音の中で、深い眠りを得られないまま
ストレスな人生を過ごしていくひとが多くなっているみたい。

若い人に「ハゲ」も多くなっている。
夜中の12時から3時の間が、髪の毛を育てる時間。
その間に起きている、または眠りが浅いひと、はハゲる確率がたたくなるみたい。

能登の家の外に、みんみんゼミが鳴いている。受験生はなんやらゼミなどの夏期講習に通う時期かな。
今朝の海には、小さいアオリイカが泳ぐ姿が・・
♪いまはもう秋 誰もいない海    でも海の中には誰もかれもの魚がいっぱい。

これから、東京に出発。あっという間の能登休み。あっという間に秋。
さつきの畑の隅にある柿と栗の木も、実をたわわに抱き、来月あたりに収穫祭。
柚子胡椒をつくったり、アオリイカの仕掛けを用意したり、のんびりしているようで、
田舎暮らしは、けっこう繊細な四季のいとなみがいっぱい。自分の誕生月ではあるけど、
能登も9月が最高やね。感謝。

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