月曜日の朝は宇宙食のような卵かけごはん

偶然だけど、311の年の1月から、月曜日の朝は「卵かけごはん」にしている。
10年になる。
味噌つくりは、池袋時代からやっているので、かれこれ15年。梅干しはもっと前から。
能登と東京の二股生活をするようになり、畑仕事などをしているうちに、野菜のこと、
また能登では季節季節で海藻が季語のように手に入るので、みそ汁の中身が、バージョンアップ
してきた。3年前に「うめ星」が誕生して、糠床に入れたり、うめ星を入れた甕(かめ)に貯めた雨水を、畑にまいたりして
、宇宙規模のサムシンググレートな力とつながりを感じながら、いろいろな「暮らしの実験」をしている日々。

東京を留守にしている「能登休み」の間は、文庫ちゃんや、となりの家に住む「くまもんさん」が、水を
あげてくれている。何も特別にお願いしていないのに、こんなことが成り立つのが、この「下町人情文花1丁目の夕陽」
のいいとこ。
こないだその「くまもんさん」が、「いつも不思議におもっとるばってん、おたくの野菜は、うちのよりいつも元気なんやろか?」
といいながら、うちのショーウィンドウの中に「能登ジェラトン(隕石グッズ)」を眺めていて、「これかな・・?そげなことなかよね・・」と、ぶつぶつ
いっていた。そんなわけで、ぶつぶつ交換みたいに、「いつもお世話になっているので、これあげる」といって、ちんこい「うめ星」をあげた。
さっそくペットボトルの中にいれて、ペットショップで売っている「エチケットグッズ」(ペットボトルに装着して、犬の散歩、水のみ、野菜の水やり、ができるすぐれもの)
をつけて、楽しそうに、散歩や水やりをしておられる。こんなに喜ばれるなら、もっとはやく教えてあげればよかった、と思うばってん、
隣のひとに「隕石を生活の中に取り入れると、いろいろ幸せになりますよ」と、いきなりステーキみたいな会話をしたら、ドン引きされるに違いない。

そんなことを考えながら、今朝も「うめ星」をいれたブリタの水を使って、ごはんを炊き、珈琲を淹れた。
八郷の「暮らしの実験室」からおくられてくる「卵」と、野菜、能登からもってきた海藻を味噌汁に入れ。
「隕石ぬか漬け」の樽から、ぬか漬けをだしたら、朝ごはんの準備完了。
すごくシンプルな「一汁一菜」だけど、天地自然の理、宇宙的な恵みにささえられた朝ごはん。感謝。

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