コロナ禍でオリンピック前に解散、というのもむずい、と思うばってん、
最近、選挙カーなどを街でお見かけすることが多くなった。
このあたりは、赤いベベ着た「松島赤い?みどり?」という団扇事件で問題になった
おばちゃんが、ときどき十間橋通りを演説しながら通る。
対抗馬?になるのだろうか「キムタケ」という立憲民主党の候補がいる。
ときどき、プライベートで蕎麦を手繰りにくる。
先日、日焼けしたキムタケが、選挙用のパンフ(党首の枝野さんと映った写真)をもって、「よろしくお願いします」と挨拶にきた。
これまで黙っていたけど、「19区の末松義規くんは、小学校からのポンユウっちゃ」
と北九州弁でいったら、「ワーオ! ワンダフル」と返事がかえってきた。
スエクン(小学校時代からそう呼んでいる。彼はぼくのことを、小学校時代からノンチン、と呼ぶ)は、
東筑高校から一橋にいって、外交官になった後、衆議院議員になった。立憲民主党だ。
東筑高校は、高倉健の母校でもある。政治のことはよくわからないばってん、野党ががんばれば、
政権がまたひっくり返る?かもなんばん、という潮目のような気もするけど、枝ぶりが悪いのか、
党首の任期も、政党の人気も、いまひとつ上がらない、というのが正直なところだろう。
ほとんどの政治家が、二世三世議員で、地盤も看板も親にもらい、「もがいたり」健さんみたいに「奥歯をくいしばってがんばったり」
した経験のない輩ばかりで、「政治や」として、まるで家業のように、親がしてきたように、無難に仕事をし(私腹を肥やすのにやりすぎの議員もしるばってん)、また子供に地盤と看板を渡し、
「現生の利益」や「お金」が欲しいみたいな「自分だけよければ」の行動を旨としているようなんばっかりやから、国民にそっぽを向かれているのではないかしらん。
日本は今、「まさかの時」を迎え、国民は明日に対して「おおいなる不安」を抱いている。そんな不安を、先頭きって「大丈夫」といえる立命感をもって、政(まつりごと)
を遂行していくような政治家が、そろそろでてきてもいいんじゃない、と、多くの国民は期待している。
「医は算術」といわれ、金儲け主義の医者が多い印象もあるけど、このコロナ禍で、自分の命よりも、患者さんの命を救おうという使命感をもった
医者もずいぶんでてきたように思う。ホンモノとニセモノの違いが、どの世界でも、よく見えるよね。
「いどべい」(貧乏して、結局のところ井戸と塀しか残らない)と昔はいわれた清貧の代表みたいな政治家が、そんな原点に
もどって、本来の使命をまっとうしてはいかがだろうか?野党にもチャンスはあるよ、きっと。
今日明日は「16時まで」営業。その後は「蕎麦打ち教室」