原始的ぶつぶつ交換

じゃけんのう、金にものいわせ、やりたいことやっとったら、ぶっつぶすけんのう(自作の広島弁)・・・
野党がだらしないせいもあって、どげなことをしても、自民党みたいなあきらめムード
が漂っていたけど、なんやらあんりいう議員の後釜選挙をはじめ、自民党が4連敗。
「おごる平家は久しからず」の空気が流れてきた。「新しい時代の風」だ。

昨日からお店での「酒提供」がご法度になった。ホシザキの業務用冷蔵庫に冷えている日本酒
たちの出番がなくなった。近くの「酔香」のすがちゃん、「押上文庫」の文庫ちゃんが、
「使わんことになったけん、天真庵で使ってくんしゃい」(彼らは、九州ではなかった)と、
山菜とか本わさびなんかをもってきてくれた。ほんなこて、これから酒を提供するお店は、
なんでんかんでんやっていかないと、生き残れない状況である。うちもそうだ。
「お返し」に、能登からの帰路の「直売所」で調達した「天然もの」の山菜と交換。
能登でも東京でも「ペイペイよりも原始的ぶつぶつ交換」がこれからの標準になる。
さすれば、金まみれの金権政治も、お金至上主義の資本経済も、もうちったーマシになるのではなかろうかしらん。

能登と東京の二股暮らしも3年。石の上にも、の年月を重ねた。
梅茶翁の梅林の手伝いをしながら、ときどき「ちゃねったけん」と真顔で新しいことを提案してくる
三輪福さん(ぼくのお茶の一番弟子)と、不思議な世界を逍遥してきた3年でもある。
梅茶翁から歩いて5分(といっても、能登のヘソのような過疎の村)に、「マルガージェラート」
という知らない人でも知っているジェラート屋がある。そこでいつも「能登の塩ジェラート」を食べていたら、
ぼくもちゃねってきて、「能登ジェラトン」(ブリジストンをぱっくって、能登のジェラートストーン)
がどんどん浮かんできて隕石を使った器、「うめ星」から「まがたま」や「宝瓶」(ほうひん 玉露をいれる急須)、
「珈琲カップ」、「ドリッパー」・・・いろいろな「ながれもの」ができてきた。

先日は三輪福さんに「二十一世紀の旅茶碗セット」が嫁いだ。天真庵のHPの「不思議な元気グッズ?」
そんな部屋にのせていた(ほんとうは、業務連絡的に久保さんとやりとりするためにアップした)のを見つけたらしい。
押上文庫にも先月嫁いだので、般若くん作のオーバルボックスの在庫がきれた。先日能登の家に般若家族が
きたので「時間がある時よろしく」と頼んでみたけど、相変わらず、全国のお客さんにいろいろな木工家具なんかの
注文をもらっているようで、しばらく先の納品になりそうだ。

ちゃねったついでの話をすると、「能登プロジェクトX わきあいあい(仮称)」の商品を企画している。
これまでの「お金優先」の企画ではないやり方で、わかる人の手元にだけ、静かに優美に広がっていけばいい、
とゆっくりかまえている。

これから「卵かけごはん」
「暮らしの実験室」で、平飼いのストレスもなく、♂もいっしょにいて、ときどきエッチもしながら
人生(鳥生)を謳歌している鳥さんが産んだ卵を使っている。ブロイラーさんたちは、睡眠もエッチもままならぬ生活。味噌は手前味噌。
味噌汁のみは、能登から調達したワカメなどの海藻と自作のネギ、それに昨日「自分ではじめて収穫しました」
といってもってきていただいた小松菜なども・・・・「ゆたかさ」を感じるな~

今日は6時まで営業。

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