究極の珈琲ドリッパー 輪花ドリッパーが完成!

昔昔桃山時代から輪花、という花が咲くような形の器がある。
轆轤(ろくろ)を使って、どのようにして作るのか、知らないけど、
手が器用でないと、なかなかうまくできない、ことだけは素人の
ぼくでもわかる。

先週、久保さんから新作のドリッパーが届いた。
お昼のそばタイムが落ち着き、3時ころ箱をあけたら、
白いドリッパーがでてきた。カウンターに置いていたら、文庫くん
が珈琲を飲みにきて、「さすが久保さんの『リンカ』ですね」と感嘆。
簡単ではないけど、すごくいいのができた。

さっそく巣鴨の「コーノ珈琲」にいき、
ガラスのポットを買ってきた。ここのポットの手とドリッパーは
プラスティック製で、ピンクや黒や青・・・いろんな色があるけど、
「これかわいい~ ボリボリねーちゃん」のご用達カフェでは、
そのままんま使ってもよろしいけど、ちょっと気合を入れて珈琲出すお店
だったら、取っ手は取り換えられるので、木でつくってほしいものだ。

天真庵では、縄文ドリポットを使っているので、不要だけど、
14年前に、椅子を般若くんにお願いした時に、恐竜の頭みたいな
「手」をつくってもらったものが残っている。
その手にかえて、輪花ドリッパーをのせてみたら、とてもお洒落な
逸品になった。これから、家やお店で「素敵な珈琲時間」を
というお洒落な人に、使ってほしいと思う。

押上文庫では「カフェタイム」がなくなったけど、二階で
いろいろな「和ものイベント」が、目白押上文庫になってきたので、
どこかの骨董屋から少し大きめの茶櫃(ちゃびつ)と、茶たくなんかを
調達して、「珈琲の茶櫃点前(ちゃびつてまえ)」なんか始めるといいかもなんばん。

昨日、散歩の途中、たこやきやから燕京亭の方に歩き、そこで右折してすぐに駐車場が
あって、その隣で、改装中のとこがあった。覗いたら、知ってる顔の女子がいて
「今月末めざして改装してます」とのこと。
うちでやっていた「長屋で女史会」のI先生が英語の会をやっていた「オーロラキッチン」。
ブンカンの先でやっていたのを、「席数を多くしたいので」とのことで、近くに越してきた。
若い女性たちに圧倒的に人気のあるカフェ。楽しみが増えた。
反対に、「スマイルキッチン」は、3月末で緞帳を下げた。
京子さんのシフォンケーキは、押上村の特産物のように美味かった。

人生は、「結んで 開いて」の繰り返し。最近そんな風に思うことしきり・・・感謝。