「論語」にある。陰徳を積む、というか、人が見ていようがいなかろうが、認めれれようがなかろうか、
かまわず、自分の思った道をいく・・・そのような意味かしらん。
『人不知而不慍、不亦君子乎』(人知らずし てうらみず、また君子ならずや…)
今日は月曜日、「月曜の朝は卵かけごはん」
先週は、東北の大学を卒業して、近くのシェアハウスに越してきた下町新人くんが卵かけごはんに
きた。まだ20代前半なのに、「これから合羽橋にいって土鍋を買ってきます」というので、
就職祝いに万古焼(ばんこやき けっして「まん」と読まないでほしい)の土鍋をあげた。
土鍋でごはんを炊き、みそ汁、香のもの(漬物)があれば、一汁一菜。もうなにも足す必要なし。
「足るを知る」生活が保障されている。夜は錫のチロリにお酒を入れて、人肌のぬる燗。
そんな暮らしを「まっとう」というのではないかしらん。
人知らず・・・・今日の「真民さん」の日めくりカレンダーに同じようなことが書いてある。
「尊いのは足の裏である」
尊いのは
頭ではなく
手ではなく
足の裏である
一生人に知られず
一生きたない処と接し
黙々として
その努めを果たしてゆく
足の裏が教えるもの
しんみんよ
足の裏的な仕事をし
足の裏的な人間になれ