そばもん くまもん いぬもん

今年から、土曜日・日曜日とも、営業時間を16時までにして、
それ以降は「蕎麦打ち教室」にしている。「そばもん」が増えてきた。
長引く緊急事態宣言で、テレワークも業種によっては、当たり前になり、
会社側も、事務所を家賃の高額な都心から、安い場所へ引っ越しをしたり、
会社によっては、「事務所をなくす」というところもでてきている。

反対に、雇われ側も、テレワークが続くなら、都心に住む必然性がなく、
郊外の古民家なんかに引っ越しをして、畑をしたり、犬を飼ったり、釣りをしたり・・
本来の人間らしい暮らしにもどりつつある。とてもいいことだと思う。

バブルもころ、代々木に会社があり、毎朝jR板橋駅から埼京線にのって、新宿まで通った時期がある。
乗車率200%で、ホームで職員さんが、電車に詰め込むのを手伝ってくれていた。毎月、板橋の歯医者さんに
いく。そこの受付のかわいらしいWさんが「私いまでも埼京線で通ってますけど、あのころに比べたら、ましになりました」
とのことだが、今も100%近くにはあるらしい。感染者と同じく、「ゼロ」にはいかず、下げ止まり、というところか?
あの異常な電車を経験してから、事務所を歩いていける池袋に移してこっち、通勤電車というものにのったことがないけど・・

味噌作りも、今日男のこがひとり。明日女の子がひとり、で終わり。
100人以上の新記録。ぼくのそばのお弟子さまの9割以上が味噌作りをする。
うちの師匠が広島の山奥で「雪花山房」なるそばやをやっている時、弟子たちは
住み込みやった。そして「舌をしっかりするため」に、毎朝味噌汁を飲ませていた。
化学調味料だらけのファーストフードに慣れた舌には、醤油やそばの微妙な味わいがわからない、と悟った結果らしい。
長い巣ごもりの結果、家で料理をするとき、「調味料にこだわる」人が増えてきているように思う。

「ごはんを炊く」「味噌汁をつくる」「ぬか漬けで香のものをつくる」・・・これだけで、毎日飽きない食事が
できる。一汁一菜。食後に珈琲やお茶を入れる。そばも水分が50%だけど、ごはんや味噌汁、それに珈琲お茶も
「水」のうまさが味を決める。能登の水は、なにもしなくても、コンビニで買うミネラルウォーター以上のレベル。
残念ながら東京水は、ましにはなったが、そのままだと飲んだり、料理や珈琲を入れるには躊躇する。
天真庵では、ブリタの中に「うめ星」を入れて、そばや珈琲やお茶に使っている。

先日、亀戸の骨董屋に顔をだし、近くのペットショップで、おもしろいグッズ(散歩する時にシッコに水かけたり、給水できるもん)を発見し、買った。
筆子さんが「また犬飼うの?」と喜んだが、「ブー」と答えた。これに「うめ星(正確には隕石粉のマカロニ)」を入れたら、犬の散歩、プランターの水やり、そして自炊の水としてもいける。ちょうど、文庫ちゃんが珈琲を飲みにきて、「これすごいですね」と、驚いてくれたので、一個プレゼントした。
押上文庫の屋上は、家庭菜園になっていて、これまでも「うめ星」を入れた水で、野菜を育てている。なんか「未来」
を感じる光みたいなものを感じた。「いぬもん」とかいって、商品化して、「押上文庫ブランド」にしようかしらん。
ついでに、お昼のカフェ部門が休眠中なので「押上わんこ」にしたらどうだろう?
ペット同伴も可で、わんこそばを供す。開店記念に「いぬもん」を100人限定でプレゼットしたら、押上駅から行列が
できるかもなんばん・・・?

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