何年か前に、故郷の宮地嶽神社(みやじだけ)を舞台とした、そんな名前の映画を見た。
監督が知り合いの知り合いということもあり、高校時代に近くの海で泳いだりした場所
なので、懐かしくもあった。「巫女(みこ)っちゃけん」 いい映画だ。
先日、恵那の山の中から時々降りてくる「ヨガの老師」と勝手に呼ばせてもらっている仙人さん
が蕎麦を手繰りにきた。おんとし、80歳だけど、スポーツタイプの自転車にのって、颯爽
と現れる。「今日はあなたに見てもらいたいものがある」といって、彼がつくったポップアート
みたいなものを、見せてもらった。5年くらい前から瞑想していると、天から降りてくるイメージらしい。
「出口王仁三郎さんの 耀盌(ようわん)みたいですね」というと、「さすが、最高の誉め言葉。あの茶碗もぼくのアートも、5次元を表わしています」とのこと。
3年前からは、三昧琴(ざんまいきん)という、不思議な楽器もはじめた。75の手習い?を超えた神レベル。
そばを手繰った後、ニコリとして、「風の時代になりましたね」「3年くらい前から、『あなたのそばは風のような香りがする』といったでしょ。
あれも、天から降りてきたイメージ。つまりチャネったんだよね。(チャネリング?)」とオヤジギャグみたいなことを
のたまう。「みこっちゃけん」「ちゃねっちゃけん」・・・?
帰り際に、彼のアートでつくった「マスク」と、不思議グッズをもらったので、久保さんがつくった隕石入りの「能登ジェラトン」の器を
お返しにあげたら、「久保さんに、この手の器を3690個つくって世界にばらまいてください、と伝えてください」とのこと。
彼もこれから3690枚を目標に制作するらしい。出口王仁三郎さんが唱えていた「この世を弥勒(369)にする」ということか・・
世界中が渾沌としているけど、きっと、その先には、そんな世界がまっているのかもなんばん。
昨日、今日、つまり土曜日曜は16時閉店。昨日は夕方に、ケータリングの世界では世界的に活躍されているEさん
が蕎麦を打ちにきた。最近の彼の作品(料理)をスマホで見せてもらった。反対に弟子入りしたくなるような世界。
絵を描いたり、器をつくったり、料理をつくったり、それぞれの「個の花」が咲くといい。京都の亀岡にある関酒造という
小さな酒蔵で「この花桜」というお酒がある。そのラベルの字は、出口王仁三郎の家族が揮毫したものだ。
関酒造の娘さんは、なんどか池袋の天真庵で陶展をやられた。名刺に「100%元気です」と書いてある。
明日の朝は卵かけごはん。