味噌作りがはじまりはじまり

昨日、北海道や九州から大豆が届き、麹も茨木から届いた。
オープンエアーなベランダに置いてある冷凍庫のスイッチを入れ、
麹をいれた。25日から「味噌作り」(菌活の会)が始まる。

お店は明日からなので、今日は朝からスイッチを入れて、焙煎したり、そばのかえしを
つくったり、仕事モードになる。午後からはお仕覆(しふく)の会。かっぽれの女子たちが、
今年から始めるらしい。自分のもっている「もの(陶器など)」を、大事に「包む」というのは至福の時でもある。
金継ぎ、や、お仕覆がまた静かなブームらしい。「ものを大事にする」は、地球を大事に次の世代に渡す、と同意語。
おいしく安全な水をお金で買う前に、自分の汚れた体や衣類を洗う「合成洗剤を使うことをやめる」、ほうが、先。

今日は「燃えるごみ」の日。昨日から仕込みを始めたので、大きな袋をだした。
それをねらったカラスが近づいてくる。でもゴミ袋の中に、紙袋を入れ、その中に古新聞を
入れてあるので、カラスも歯がたたない。
かたわらの植木のところに、米ぬかをまく。すると、すずめたちが朝ごはんを食べにやってくる。
ときどき、すずめもカラスもみかけないような日がある。シンコロ時代、もともとうらぶれた十間橋
通りが、ホンモノのうらびれた感が漂い、心配になるようなこともある。
スズメとカラスでバードウォッチングというのも、なんやら、うらぶれているけど、生きとし生ける
仲間たちと、生きていくを楽しむ、という意味では、いい朝である。

今日の真民(しんみん)さん

「空の一角から」

迷うな
迷うなと
空の一角から
きこえてくる声がする
いましがた飛んでいった
小鳥たちの声であろうか      坂村真民