キャラメルひと粒300メートル そばをひと手繰り30キロメートル

先日、若いカップルが蕎麦を手繰りにきた。
女性が二階にあるトイレから降りてきた時、「タイムスリップしたみたい~」
というので、「昭和みたいでしょ・・」と答えたら、「私、昭和は知りません」とのたまわれた。
なるほど、昭和は遠くになりにけり、だ。

先月中ころを、派手なジョギングウェアーを来ている昭和人(しょうわびと)が蕎麦を手繰りにこられた。
「毎朝、ジョギングする時にお店の前を通って、いつか食べてみようと思った」が第一声だった。
よくある日常のことなので「そうですか、それはどうも、ありがとうございます」と答えた。
帰りに「持ち帰りそば二人前」を土産にして帰られた。
それからこっち、一週間とあけずに、6人前の持ち帰りそばを所望される。
「96歳の義理の母が無類のそば好きで、ここのそばなら毎日食べたい、といってます」とのたまわれた。感謝。

昨日は・・・
前日6人前のそばを買っていかれたにもかかわらず、「母が、『能登休み、になる前にそばを買ってきて』というので」
とのことで「8人前をお願いします」と言われた。
義理の母が96歳・・・ということは、このジョギングスタイルの昭和人は、ぼくと同じく昭和30年前後かしら、
などと思い・・・・「失礼ですが、ぼくもマラソンをしていましたが、毎日どのくらい走るのですか?」
とたずねたら、涼しい顔して「今日は30K走った後、ここにきました。」とのこと。
フルマラソンは40kちょいなので、ぼくも大会の前は、そのくらい平気で走っていたけど、60代で
30kを朝飯前とは、達人というか狂人いや強靭な体に持ち主だ。

長いつきあいになるそうなので、個人情報なんらかに抵触しそうだけれど「おいくつですか?」
とたずねた。「何歳に見えますか?」と問われたので、「六十・・・・八、いや九・・」とかはっきりしない
返事をしていたら、「とんでもない。わたくし昭和一五年一〇月一〇日生まれで、81歳になります。名前は○○・・」
と、箸袋に名前を書かれ、「これからも毎週きますので、末永くよろしくお願いします」と丁寧なあいさつをされた。
「こちらこそ」と頭(こうべ)を45度以上深々と下げていたら、頭ごしに、「ちなみに、一昨年の東京マラソンは
4時間38分でした」とのこと。しばらく頭を持ち上げれないくらい恐縮した。

先日、歩いて錦糸町のブックオフに古本を買いにいき、帰りに石原町の「豆源郷」で豆腐を買って帰り、
「いい運動した」なんて思っていたけど・・・・・ジコマもいいところだ。

今日は「満まめ」。シンコロの時代。やはり体のケアは大事。いきなり30Kは、ステーキ喰うより無理があるけど、
一歩一歩鍛えていけば、いつか(まさか、目標を80歳にしては間違い)は到達できるに違いない。みんな元気でがんばろう!感謝。

明日は旗日だけど、月曜日。
月曜の朝は卵かけごはん。

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