巣ごもり時代に手前味噌を貯める。

昨日は「珈琲の焙煎教室」
新人さんは、「ほうろく」で生豆を煎ってもらう。
ほうろく、いうのは、もうろくすると使いこなせないくらい繊細な道具だ。
本来は、ゴマやお茶を焙じてきた道具。
先月、銀座の「隕石直売所」の王子が「ほんものの蕎麦茶を飲みた~い」
とメールがきた。

収穫した蕎麦の実の外の殻をとったものを「丸ぬき」という。
それを石臼でひくと、蕎麦粉ができる。その「丸ぬき」をほうろくで煎る、
と蕎麦茶ができる。ビタミンやルチンがたっぷりで、血管を若返らせ、成人病の予防や
血圧の調整などによい。出し殻を、ほかほかのごはんに入れて混ぜると「そばめし」ができる。
蕎麦懐石などをやる時に、最高のおもてなしになる。それを飲んだ王子から「最高の蕎麦茶を堪能できました」
とお礼のメールがきた。追伸に「まさかの時代は、お金よりも隕石に投資するかしこい人が多くでてきてま~す」とのこと。

火曜日にいった金沢文庫の「nusumigui」くんちも、フライパンで珈琲豆焙煎していた。
これからまた「巣ごもり」の時間が多くなる。

朝一杯の「珈琲」や「お茶」も、ほうろくやフライパンを使って、「自家焙煎」するのもいいことだ。「ゆたかで至福時間」

明日は土曜日。
今年から「土曜日の営業」も日曜日と同様、午後4時までとします。
それ以降は「焙煎教室」「蕎麦打ち教室」その他(金継ぎetc)の時間にいたしまする。

今月25日から「菌活」(味噌作り教室)が始まる。巣ごもりのため、人数も仕込まれる量も、シンコロ時代
を反映して、多くなりそうな気配。
お金よりも、健康とか友達とか、これまでとは違う「優先順位」で、生きていく時代。
政府も、シンコロ対策に右往左往している。大事なことは、「自分らしく生きていく」こと。
右か左か迷ったときは、自分のこころが「快」と思うほうに迷わず、笑いながら足を進めとると、神様も「よし」
と笑ってまもってくれる。感謝。