おせち料理を、NUSUMIGUI

「nusumigui」と検索すると、素敵なファッションの世界へ誘われる!
3年前まで、墨田区にいた若いふたりが、金沢文庫に引っ越しをし、衣食住、
とりわけ「衣」に関して、自分たちの世界を世界に発信しておられる。
めちゃくちゃセンスがいい。昨年の冬至からこっち「風の時代」になった。
風の時代のエッセンスは、「センスのいい生き方」。センスいうのは、努力よりも生まれつきの
もんかもしれへんけど、これからの時代にはみな必要になってくるので、「わからない・・ボリボリ」
いう人は、nusumiguiにいって、盗んでほしい感覚だ。

今日は、年末年始を、寄る年波もどこふく風のように、飛ばしたご褒美に、代休にして、
金沢文庫の「nusumigui」にいってきた。庭に梅の木があって、「剪定のしかたを教えてください」
とのSOS兼「遊びにきてください」のお誘いメールに誘われ、またがり旅行中止の雰囲気だだよう中、
長靴と軍手と剪定ばさみを車に積んで、マスクしていってきた。

30年くらい前、取引先であり、弟のようにかわいがっていたボンが、秋葉原でITの会社をやっていたんだが、
武運つきて破産し、奥様の実家がある金沢文庫へ、身を寄せた、つまりは夜逃げしたことがあり、ボディーガード兼運転手で
金沢文庫へいった、それ以来久しぶりの文庫だった。

午前中、得意の剪定をし、午後はプチお屠蘇の会。
ハーブ畑の中に、真のようにデンと真ん中に鎮座する梅の木を見ながら、
ワイン片手に、ふたりがつくったおせちを酒肴に談論風発。剪定したての梅の枝に、メジロ、シジュウカラ、ジョウビタキ、モズたちが遊ぶ。
「おせちをnusumigui」したような幸せな気分がした一日。天真庵から買っていってくれた久保さんの器たちも、別天地で大活躍していた。

風雲急を告げる、というか、新年からまた「緊急事態宣言」で、暗雲たちこめる新年。
ちゃんと信念をもって歩いていかないと、鬱になりそうな気がする。
今年は去年以上に「大変な時代」になると思う。
鬱になることはさけたいけど、鬱という字が手書きで書けるようにしたい。
5年くらい前、銀座で骨董屋をやっていた「一楽堂」の主人に、5分で鬱がかけるようになるコツを教わった。
「リンカーンは、アメリカン珈琲を、三杯飲んだ」・・そんなことやった?
一億総鬱・・・でも発想をかえると、明るい明日が待っている。政治家も経済人も評論家も「鬱」な顔している。
こんな時こそ「笑顔」で明るく生きていきたい。元気な笑顔を広げる人が活躍する時代。感謝。