月曜の朝は卵かけごはん・・手前味噌作りも始まる始まる

2011の春、大震災のころから、「月曜の朝は卵かけごはん」がならわしになった。
家庭で朝ごはんを「ぬき」にする人や、ごはんよりパン党がはばを利かせる時代に、逆行
するメニューではあるが、「菌活」(味噌つくり)をすすめる身としては、みそ汁の実も
工夫しながら、なんとか継続は力よろしく、日本一の「朝定」をめざしている。

毎月、能登へいく道すがら、長野の松代や小布施のパーキングで「朝亭」を食べるのが楽しみだった。
過去形にしたのは、そこの朝亭には、「さばの塩焼き」があった。シンコロのおかげで、確かに利用者も
減ったことが原因かも知れないけど、「さば・・」がメニューから消え、「朝そば定食」が中心になった。
自称「無類のそば好き」(ほんとは、うどんのほうが好き?)、とはいえ、朝から酒、や、さば、ならとにかく、
そば?といった感じだ。最近はそのふたつのパーキングをパスして、能登島の「みず」まで走り、「さばの塩焼き定食」
を食べるようにしている。

「神のはからい」のように、シンコロさまがまた勢いを増し、わたくしたちの暮らしを止めようとしている。
天真庵も夜の勉強会「寺子屋」が、ぜんぶなくなり、「二階で普茶料理」も「ライブ」もしばらく白紙の状態。
ただ時代を反映して、「蕎麦打ち」や「珈琲塾」の人が増えてきた。日曜日だけでは間に合わなくなってきたので
来週から「土曜日も16時まで営業 その後は「蕎麦打ち教室」に、することにあいなった。

そして、今月25日あたりから「手前味噌つくり」が始まる。
うちの常連さまで、6年くらい前に大分の「耶馬渓」(やばけい)に移住し、無農薬で米と大豆を
つくっているTくんの大豆をメインに、100人以上の人の味噌をいっしょにつくる大イベント。
一昨日あたりから「今年もやりまっせメール」を配信し、「お願いしますメール」のレスポンスが
、これまた時代を反映して、いつもよりはやい気がする。
そして、つくる量も「巣ごもり時代」に合わせ、増えているような気がする。

「火曜日の朝はガレットと珈琲」・・・「彼とガレット」・・・
開店したころから、ひそかにねらっていたけど、やはり日本人の朝ごはんの中心には「味噌汁」と「ごはん」の
一汁一菜にもどすほうが、精神的にも肉体的にも健全なような気がする。感謝。