能登くらし

昨日能登の家についた。
いつも仮眠をとる「松代」の夜の気温が一度だった。トイレにいく時に、顔が寒い。
ついこないだまでは、暑くて、車用の網戸をしていたのがウソみたいだ。地球の環境が
かわって、季節感を表わす「うぐいすが鳴き始めました」・・みたいな動物の動きで、四季を
表わす方法が来年から、なくなるそうだ。紅白歌合戦の「赤白」の数を数える、野鳥の会のセレモニーも
なくなる?10年以上、紅白をみていないので、わからなきけど、もうとっくに終わっていたりして・・

能登の家についたら、波のゴーゴーという音がした。浜の伝馬船も、陸にあがったまんまだ。
これから先、「外浦」というこちら側は、冬の風が強くて、漁にいけない日が多い。
「寒ブリ」と呼ばれる魚は、反対側の内浦(富山湾がわ)でとれる。

今日は東京から「梅林ガールズ」たちがやってくる。日頃は、都会でバリバリ働いている女子たちが、
ときどき能登にやってきて、「梅仕事」などを手伝ってくれる。7月に「梅を収穫」するのがメインだが、
新春に花が咲く前(2か月前まで)に、梅の木の剪定をする必要がある。
夏は、雑草取り、という大変な仕事も、うっちゃっておくわけにはいかぬ。
四季折々、自然のうつろいに、休みはない。またそんな自然の運行に波動をあわせて生きていくと、
自分たちも、自然の一部であることが、体でわかる。
都会にいると、休みには、体をやすめる、を優先する。こちらでは、体を動かす(普段と違う筋肉をつかって)、
ということで、心身共に「やすまる」という感覚になる。それがわかっただけでも、「悟り」
に近いもんを体感する。

これから、梅林ガールズだちを迎えに、能登里山空港に・・・       感謝。