月曜の朝は卵かけごはん 明日から能登やすみ

今朝は少し冷え込んでいる。蕎麦を打つ前に、炭おこしをする季節がやってきた。
炭の火は、遠赤効果があって、エアコンの暖より断然暖かいし、体にもいい。なにより「気」がかわる。
五徳の上に薬缶をおいておくと、加湿器はいらないし、夜はそこに酒をいれたチロリを入れ、
人肌になると備前の徳利に入れ、お気にいりの盃で一献する時の幸福感は
筆舌を超えて絶叫したくなるほど美味い。

昨日の夕方、近くの長屋に住む「みかんくん」が、自転車にのって珈琲を飲みにきた。
いつもは歩いてくるのだが、冬将軍がふくこの季節には、必ず自転車でくる。
そして、「ほぼブラジル」を飲み干して、「今年も炭をお願いします」といって、「岩手 なら切り炭」
の6K入りの袋を自転車に積んでいく。「今年は能登の珪藻土の七輪を買いました」とのこと。
「ちがいがわかる男」(昔、珈琲のCMでそんなフレーズがあった)だ。

昨日は、18時から「ヨガ教室」をやった。
ヨガの後の蕎麦は、また格別らしい。「能登でヨガをやったら、もっと体と心にいいかもなんばん」
ということで、今週彼女たちが、能登の天真庵にきて、ヨガをやろう、というイベントがある。名付けて「能登でよがる」。
タコ釣りと、たこ焼き大会もプログラムになっている。釣れなかったら、ウインナー焼き。
今週は、東京から、あと二組が、能登の天真庵にこられる。みんなレンタカーで空港からくるらしい。鳥しかこれないようなとこにようこそごくろうさん(笑)
みなさん、観光というより、「田舎暮らしを体験したい」というほうに重心がかかっている。
もともと観光というのも、「その土地に生きる人たちのいとなみの光を観(み)る」というような意味ではあるけど・・・。

「GOTOなんやら」で、「あのホテルにとまってみたい・・ボリボリ」もいいけど、政府や旅行会社の企画の
外にある、この国の「風土」や「風物詩」を五感で味わいながら旅する人が、もっと増えてくるともっといい。
「スマホの乗り換えキャンペーン」「ポイントシステム」「GOTOなんやら」・・・朝おきて、寝るまで、
手の平の中に電卓が埋め込まれ「これを、ここで、なにすると、いくら得する」みたいなことばかりが優先されて
「人間らしさ」みたいなもんが、後回しになっているような今日このごろ。
損得抜きに、「頑固おやじ」がいる居酒屋や飲食店、「キレイなママがいるスナック」・・などにいくほうが、ぼくは楽しいけどな・・
休みの日は、読みたい本もって、「梅鉢屋」さん「イルフィオレット」さん、あたりでお茶や珈琲飲みながら過ごす。
ペイペイも使えないし、お客にペイペイしてないけど、そんな「ふらりと行きたくなるお店」が近くにあるから、
この街に住んでいることを、幸せに思う。感謝。

ということで、明日から20日まで「能登休み」

「長屋ライブ」(時間をはやめ、15名限定でやります)

11月28日(金)「弾き語りシャンソン ライブ」(残り少し)

演奏:・上原英里(ヴォーカル&ギター) 18時開場 18時半開演

¥4,000(お酒・肴・蕎麦・珈琲・付き)

12月5日(土) 「国貞 雅子 ソロ LIVE」

演奏:国貞 雅子(唄・ピアノ)

18時開場 18時半開演 ¥4,000(お酒・肴・蕎麦・珈琲 付き)

19日(土) 「大石 学 ソロ LIVE」(残り少し)

演奏:大石 学(ピアノ)

18時開場 18時半開演 ¥5,000(お酒・肴・蕎麦・珈琲 付き)