東京暮らし 一日目

能登にいても、東京にいても、朝散歩するのが日常茶飯のはじまり。
能登では、釣り竿2本(一本はタコ専用 もう一本は大物?ねらい)をもって、海
までの道すがら、神社に寄ったり、畑仕事しているおばあちゃんと話したり、里山の中を
季節の草木花をみつけにブラブラしながら小一時間。最近の石川は「くま」が多く、
今年は500件近い目撃情報があったり、「こんなところに」という身近な場所で遭遇
したりして、新聞やテレビのニュースに頻繁に登場する。能登にはまだ旅してこないが、
時間の問題のような気がする。くまった、という前に、「腹減ってるんやろな」と思う。
こんな環境を破壊しているのは、なにをおいてもわれわれ「人間」のせいだくまもん。
でも、渡り鳥をはじめ、きじやモズやいろんな鳥たちの姿をバードウォッチングしながらのウォーキング。

東京の一日目。仕込みがやまんごた(たくさん)あるばってん、まず香取さまにお参りして、
おかまのMくんへ、うちでとれた柿をポスティングして、休み中にお店の植物の水やり係を
担当してくれる文庫ちゃんところへ、能登の野菜とか、こんかずけ(能登の発酵文化さかな)
をもっていったりした。それから、自分も「燻(いぶ)し人」になるくらい珈琲豆を焙煎し、
お蕎麦の出汁をとったり・・・ひとつひとつをこなしていくと、陽がくれた。
能登で一時間散歩しても、お店は「中根酒店」一軒だけで、お酒や6Pチーズや、ときどきお菓子とか、を買ったり、
昔の「よろずや」みたいなところで重宝している。それにひきかえ、うらぶれた十間橋通り商店街
だけど、アコレはあるし、オリンピックもあるし、駅までいけば、スカイツリーの中にも、いろんなお店が
ある。「こんなにあってどうする」感も否めないけど、都会という場所は、便利で、お金が適当にあれば
なんでも手に入るところだ。いったり来たりしていると、タイムマシンにのった気分を味わえる。
そろそろ冬支度。炭を注文したり、ペレットの用意をする季節。ウナ帽も、能登からもってきた。
来月は能登特産の「珪藻土の七輪」をもってこようと思う。おもち、魚、肉・・・遠赤効果で、ベツモノの味になる。

今日の真民さん。

「冬」

冬が近づいてくる
わたしの生まれた季節が
一葉一葉を落として
近づいてくる
わたしも雑念を
一つ一つ落として
白の世界に入っていこう