月曜の朝は卵かけごはん

4連休の3日めだけど、三日坊主になることなく、卵かけごはんをやりまする。
2011年震災の年の一月からやっているので、「月曜の朝は卵かけごはん」は、10年
近くやっていることになる。

昨日は、お弟子様の愛犬で20歳になるミニチュアダックスフンドのサクラが召された。カリスマ動物病院長ところに
いく前に「ひとめ」ということで天真庵に挨拶にきた。最初は目がうつろで、半分あの世にいっているような
虚ろな感じだったけど、しばらく木の床で寝かせていたら、目がシャキッとして、くだんのカリスマ医院長も
そばを手繰りにこられ、そのまま病院にいった。18歳の時、一度危篤になったけど、「うめ星」を首にぶら下げた
ら元気になった。カリスマ医院長は「そんな非科学的・・」といって笑っていたけど、20歳の犬とは信じられない、
とのコメントだった。夕方、「旅立ちました」という電話があった。鎮魂。

シンコロのおかげで、職を失う人が、まわりも増えてきた。生き方をかえる人も増えてきた。
ある意味、世界中の人が「これから」のことを考えている。

今日の真民さん。彼が教職の仕事を自ら辞し、「詩人になろう」と決心した時の心境を残した詩がある。

「収入の道を断つことによって」

収入の道を断つことによって
わたしはわたしの魂を
根底から洗いなおそう
自分を生かす最後の道は
これよりほかにないことを知った

(略)

わたしは退職願いを書いた
こぶしの花が
こぶしを広げて
隻手(せきしゅ)の公案のようなことを
教えてくれた
庭のタンポポたちも
ライオンの歯のような葉をだし
わたしの新しい生を祝いしてくれる
ああ
どこまで行けるか
行けるとこまで
行ってみよう
わたしの新しい生よ     真民