新しいゴーヤチャンプルー?

能登の家の横の畑には、大葉がジャングルのように茂っている。
サツマイモも初めて植えたけど、元気に丸い芋ができた。
昨日は、「大葉の実」の佃煮をつくった。
フライパンに、大葉の葉をこそげとっていれる。茎は大きいのは歯にあたるので、
適当に、使ったり、ほかしたり(捨てたり)、葉っぱも柔らかいのはちぎっていれる。
そこにそば用の甘汁(醤油 みりん 砂糖でつくる。家庭では、それらを適宜いれてみるといい)。
汁がなくなるまで煮たら、「大葉の実の佃煮」のできあがり。土を喰らう、という表現がぴったりで、
ごはんにのせてもOK牧場やし、日本酒の友としても最高峰の酒肴になる。

シンコロのおかげで家庭菜園をする人が増えているらしい。夏の「緑のカーテン」として、ゴーヤ(苦瓜)の
栽培をする人が多い。沖縄から広がって、能登でもゴーヤを窓際のとっとちゃんみたいに
栽培している光景をよく見る。夜の勉強会があった時期はよくつくったけど、
筆子さんとふたりで食すには、量も多いし、もともと彼女は、苦瓜が苦手だ。
でもこれから、自給自足に近い生活になっていくので、好き嫌いをいっている場合でない。そこで、新しい調味料
をいれてやってみた。筆子さんの自作の「梅味噌」を使う。南島原の漁師さんに教えてもらってこっち、毎年作っている。

あったまった中華鍋にごま油を入れ、ゴーヤ一本(もちろん種はとって、刻んでね)、ピーマン、エノキなどキノコ類が
あれば適当にいれて、豚肉(鮭など魚でもよろし)を適宜いれ、豆腐をちぎって豆乳、いや投入したら、そこに梅味噌を
加えて、重たいけど、中華鍋をフリフリしたらできあがり。酸味がもう少しほしい場合や、梅味噌がない家庭は、
練り梅(梅干しの種をほかして、包丁で刻む)でもOK牧場。
沖縄生まれでもあるので、泡盛とか焼酎がほしくなる。ちょうど「柚子胡椒」を仕込んでいて、柚子のしぼり汁があるので、
クロキリに氷と炭酸プラス柚子の果汁を飲んだ。あっという間に、ゴーヤチャンプルーもクロキリも空っぽになった。子供でもいける。
お酒もつまみも珈琲も「酸」というのは、すこぶる大事なもんやと痛感する。

今日は日曜日なので、16時で閉店。気功整体の「満まめ」があるので、予約している人は、そのかぎりでない。
蕎麦打ち教室は、明日にしました。アメリカからそばもん(一昨年、子供ふたりが打った)のお母さんが初打ちにきんしゃる。

明日は旗日だけど、「月曜の朝は卵かけごはん」をやります。