日曜の夕方は蕎麦打ち 月曜の朝は卵かけごはん

3月から「寺子屋」とライブはず~~と中止。
読む本はいっぱいあるし、飲む酒も売るほどある。ので、けっこう
充実した夜を楽しんでいる。少し酒の量は増えてきてるけど、なあに、
どうせ人間一生に飲む量は、おおよそ決まっているし、そこまでは
毎日痛飲していきたいと思う今日このごろ。
久保さんも、いろんな酒器や茶器の新作をつくってくれるので、
エターナル新人よろしく、それに酒や茶を入れて、楽しんでいる。

「蕎麦打ち教室」と「そったく焙煎塾」は、この巣ごもり期間に「新人」
が入門してきた。「金継ぎ教室」も、このブログを読んで?なのか、新人が
入門してきた。
そろそろ能登で「タコ釣り教室」でも開設してみようかしらん。これからサバイバルな時代に、
貴重な「技」を伝えることができそう?

昨日の「そばもん」は、今きておられるお弟子さんの中で、一番古参になった。
マイのし棒を持参でやってくる。茨木の「くらしの実験室」での蕎麦打ち教室も手伝って
くれたりして、はたして師範代レベルになってきた。今はつまらぬIT業界とやらに身を
おいておられるけど、そろそろ横に卒業して、蕎麦道を歩く日も近いのではないかと、ひそかに思うている。
蕎麦打ちの時、そばの切れ端ができる。これまでは、それで「ガレット」をつくって食べる、が
、基本だったけど、昨日は「そばピザ」の作り方を伝授した。「くらしの実験室」から野菜を頼んで
おられるし、お店レベルの質のいい「そばピザ」を堪能したに違いない。

今日は「山の日?」いわゆる祝日だけど、8時から卵かけごはん。

勝手に自粛で、夜は暗くなったころ閉店(18時)にしている。
明日からしばらく能登休み。久保さんにつくってもらった丸い志野の皿を
まとめて能登の家に運ぶ。タコやイカを釣って、能登の家では毎朝「タコ(イカ)ガレ」にすることが
多くなってきた。志野の「燗鍋」(かんなべ)も車に積んだ。アニメの「風立ちぬ」で、戦争中に
主人公が祝言をあげるシーンを見て、久保さんに作ってもらったものだ。
今もある意味、戦争中みたいな時代。モノやコトを大切にする時間がもどってきそうな気配もある。
家で酒を飲む機会も増える。ヒャッキンのぐい飲みで飲むと、万年100円程度の「ゆたかさ」が均一。
作家もの、で酒を飲むと、飲むごとに「古色」がついて、知らぬ間に買った値段とは比べる必要もない
「ゆたかさ」がこころの歴の引き出しにたまっていく、そんな気分が味わえる。
これからの時代は、そんな「ゆたかさ」を日常のささいな一刻の中に見出して生きていきたいものだ。感謝。