♪土佐の高知のはりまや橋で・・・

先日昇華された弘田三枝子さんの「よさこい節」がラジオから流れた。
なかなか艶冶な声で、ほれぼれした。

高知県土佐清水市 大岐の浜という、ウミガメが産卵する海岸に、友達がおもしろいホテルを経営している。
時々メールをもらう。ぼくのことを「栄一さん」という。少し気恥しいが、その言い方が、接客をともなう宿泊業の人の丁寧さ、だと思う。
「海癒」(かいゆ)という。非日常で、自然を思いっきり堪能したい人におすすめの宿。
今は温泉施設もできているけど、まだ作り中の時に、2泊したことがある。四万十川の浮沈橋をわたったり、
川や海で遊び、夜はホタルのひかりを眺めながら、ワインを飲んだ。
その時はじめて「五一わいん」の一升瓶を堪能した。

先月、能登から東京にくる途中、小布施で「五一ブランデー」を調達。
昨日の夕方、たまたまカッポレの相方が、遊びにきた。彼は古希を過ぎたし、
カッポレで、男同志で手をつないで、芳町(男専門の遊郭)に通う、というような踊りを
するのは、濃厚接触になるし、先生もそろそろ八十路を迎えることもあり、しばらくかっぽれ
が踊れていない。

そんなこともあり、「ままよきんたまおとこのこ」よろしく五一ブランデーを、安土さんのブランデーグラスに入れて、
ロックで飲んだ。ビール一杯で真っ赤になる相方は、さすがに37度のブランデーのロックを
飲むと、茹で蛸のようになった。
いろいろなブランデーを飲んできたけど、五一ブランデーはなかなか芳醇な香りとのどこしがいい。
先月、能登の梅で梅酒をつくったけど、五一ブランデーで梅酒、というのもよさそうだ。
ワインと同じく、一升瓶で売っている、というのがすこぶる愉快だ。

巣ごもりが日常になり、大きな声で笑ったり、談論風発する機会が減り、みな少し鬱な顔している。
たまには、気のおけない仲間と酒を酌み交わし、「今ここ」を語り合うくらい、いいではないか、
と思う。しばらく、夜の勉強会は自粛しているけど、ときどき、はめをはずす、のも大事だと思う。

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