月曜の朝は卵かけごはん

茨木県の八郷(やさと)に「暮らしの実験室」という農場があり、
若い移住者が中心になって、無農薬の野菜をつくり、その野菜を餌
として、平飼いの鶏を育て、卵を販売ししている人たちが頑張っている。

ぼくも、一昨年までは、そこで育った蕎麦を楽しむ、という収穫祭で
蕎麦打ち指南をおおせつけられていた。スタッフも蕎麦打ち名人になり、
こちらも能登と東京の二股暮らしになったこともあり、今は、野菜と卵を
定期的に買わせていただく、という関係に落ち着いている。

毎回、おくられてくる野菜や卵の箱の中に、彼らの暮らしの実験ノートみたいなレポートが
入っていて、それを読むのも楽しみのひとつだ。都会にいると、「何が食べたい」というところを
起点に、近くのお店で、材料を調達する。でも畑で四季折々の野菜を育てると、まず畑の野菜
たちと忖度しながら、「今日はトマトがいっぱいとれたので、サラダにして、残ったものはケチャップやジャムを
つくり・・・」という具合になる。でも毎日食べても飽きないくらい、自然の中で、へんなものを足さずに
育った野菜たちは元気だ。そして、それを食べたひとにその元気の波動が伝わっていく。天地自然の理。

今回は、トマトが4種類きたので、毎日サラダにしたり、今朝は「そばピザ」にしたりして楽しんでいる。
「自分たちの命は、口に入る食べ物から生まれてくる」という当たり前のことを、再確認できる。

これから「卵かけごはん」。主役の卵は、もちろん「暮らしの実験室」の卵だ。感謝。

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