捨てない暮らし

日曜日、蕎麦打ちと満まめの会が終わり、かたずけをして、能登に出発。
クーラーボックスの中には、冷たい蕎麦茶と、アイスコーヒー、無限シードル
、そばかす(がれっとの材料)、そば(お土産用)・・などを入れ、すき間があれば、
野菜や卵や、冷蔵庫の残り物をつめこむ。今回は、梅仕事があるので、二度ほど能登町に
いく予定だけど、いつもは、「コモリー能登」状態なので、なるべく食べ物は、東京の冷蔵庫
のものをもっていく。
今月冷蔵庫を新しくしたので、いつもの動線と違っていて、冷凍したカレーをもってくるのをわすれた。
あまりたいした問題ではないけど、イメージでカレーにタコを入れ、タコカレーをつくるつもりでいたので、
なんとなく悔しい。

高速道路を降り、氷見にはいると、いつもめざす温泉「神代温泉」(こうじろおんせん)に立ち寄る。
そこでひとっぷろ浴びるのが、禊(みそぎ)みたいなもんだ。水道から透明な源泉が湯殿にかけ流し状態
なのだが、不思議としゃばの空気に暮れると濁色する。手前の1mくらいが膝上くらいの浅い風呂で、
そこから先が、おへそくらいの深さになる。「奥は深くなってます」と注意書きがありそうなくらい
な風呂だけど、何も書いていない。くるのはみな常連さんで、我が家の風呂よろしく状態なのだ。
都塵を流す、というより、しゃばでよごれちまったこころまで、浄化されそうな温泉。入浴料500円。

それから車で10分くらいのところにある「すしのや」で鮨ランチ。ランチメニューは、「おまかせ」とか「地魚・・」
とか5種類くらいあってみな限定10食ほど。1000円から1500円前後。開店寿司なんだけど、厨房でふたりの職人さんが
にぎってくれる。
ぼくは三種盛りの中で、いつも110円の「地魚盛り?」、昨日はいわし、トビウオ、鯵を
3皿頼む。(いわしか鯵か、タコかイカか、酒飲む時は、塩辛か卵焼きがあれば充分なのだ)、
お昼どきで混雑していたので、目の前に回ってくる皿の「げそ」とか「いか」なんかを食べながら、
ノンアルコールビールをグビグビ(ノンアルコールはグビグビ鳴らないけど・・)やる。
そして、最後にかんぴょう巻で〆る。だから、ランチセットの人よりも、安く、しかも毎月くるので
「10%引きのおまけ券」をもっているので、びっくりお得なランチ。

それから「どんたく」(能登のスーパー)で、お酒などの買い物をして能登の家に到着。
一日目は、何も料理はせず、そのまま、酒を飲みながら本を読む。
今朝は5時に起き、30分朝まずめの釣りをしていたら、帰りに地元のあまさんに「釣れた?」
と聞かれ、「まだ」と空のビクを見せたら、それを見て笑いながら、ザザエを20匹その中に入れてくれた。
「いきなりステーキ」な栄螺を大漁。いつもこんな風に「能登くらし」が始まる。感謝。

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