長引く自粛生活、巣ごもり生活で、家でごはんを食べる人や、家庭菜園をプランター
などでする人が増えたらしい。近くのオリンピックにのコーナーでも、腐葉土のような土や
夏野菜の種や苗が売れているそうだ。
飛行機が飛ばなくなったり、車が走らなくなったりして、東京の空気もこころなしかきれいになり、
鳥のさえずりなんかもよくきかれるようになった。
先週は、文庫ちゃんが、「屋上で蒔いた大根の葉っぱを間引きしました」といって、間引きした葉っぱを
土産にもらった。お返しに、うちのプランターになっていた小松菜の種をあげたら、昨日りっぱな
小松菜をもってきてくれた。「もうできたんか?」と冗談でいったら、「はい。隕石水でつくっているので!」といって笑ってる。
その前に、銀座の「隕石直売所」の王子が、「隕石水でつくったイチゴです」と、朝摘みの自然農(宇宙農?)
のイチゴをもってきてくれた。霞ヶ浦の農家産。種を蒔く時、その種を舌の下の唾液につけ、裸足で蒔く土の上に建ち、星(空)に
向かって「元気に育ちますように」とお祈りすると、星が願いを叶えてくれ、その人のために病気にならないような野菜
ができる、と「アナスタシア」という本に書いてあった。ときどき、王子が摘んでもってきてくれるイチゴは、
市販のそれとは別物の「自然な味」がする。お返しに久保さんの黄瀬戸の六角盃をあげた。(最近、久保さんの酒器にはまっている様子)
文庫ちゃんに、小松菜のお返しにお裾分けした。ら、10分後にお酒一升瓶をもってきた。
「原始的ぶつぶつ交換」のスパイラルラッシュ。家庭菜園に夢中の彼に、「うめ星」のちっこいのをあげた。
きっと、それをペットボトルに入れ、屋上にためた雨水を移し替え、それをまた野菜たちにシャワーさせ、できあがった成果物が
天真庵にやってくるだろう。「星はなんでも知っている」・・だ!
来週は能登で「梅仕事」。飛行機が飛んでないので、梅林ガールズたちの遠征は中止になったが、車を走らせ、
ふたりは参加してくれる。ロンドンからやってきて、かえれなくなった家族が売茶翁に居候しているので、
だいたいいつもの人数は集まった感じかな。
ときどき書くけど、能登の羽咋(はくい)は、UFOと自然農で村おこしをした。
シンコロの影響だろうか?そばの注文の半分近くが「梅おろしそば」だ。
京都の蕎麦屋さんなんかでは、夏の人気商品だが、東京でだす店は少ない。
そんなこともあって、昨年つくった梅干しが、なくなりそうな気配。ほんとうは7月から「能登そばUFO」
といって、義馬藻と梅をつかった冷たいそばをやる予定だったけど、この夏は中止。
かわりに、ギョギョ?という新メニューを頭の中に描いている。
お米と味噌と梅干しを、少し多めに貯蔵し、できたら梅干しをつくる時にできる梅酢で漬物をつくったり、
お米を自分ちで精米して、できた糠で「ぬか漬け」をやったりすると、貯金が増えるより、ゆたかさの貯金ができる。
ひとり10万円の給付金がきたら、その一部で、家庭菜園のものを買ったり、ぬか漬け用の樽を買ったり、
鍬や如雨露(じょうろ)なんかを買ったりすると、「未来の貯金」ができるのではないだろうか?
アメリカで最近公表されたUFOがたくさんやってきても、シンコロ時代が長く続いても、こわくない。
売り上げが半減して、「持続なんやら給付金」がでたら、今の仕事が「持続可能かどうか..」をよく考えて、
もしもNOだと思ったら、「違う道」にお金を使う、という選択肢もある。
一億人がみな大きな分水嶺にたっているような暑い夏。今日と同じ明日がずっと続くようなつまらない人生
とは違った意味で、「うきうき」する。感謝。