月曜の朝は卵かけごはん やばいっす!

今日は35度の猛暑になるところがある。と、さきほどラジオがいっていた。

犬の散歩をする人も、アスファルトの温度を気にしないと、わんちゃんの足の裏が
焼きどら焼きのようになる危険性がある。

お店の前のプランターや植木も、朝夕に水をあげないと、しおれてくる。
如雨露の中に「うめ星」を入れてあげると、びっくりするくらい元気になる。
カウンターで、「うめ星実験中」の時よりも、プラス光合成の力がよりアップするので、著しい結果がでる。
ペットボトルの先に如雨露みたいな穴あいたんをつけるグッズがでてきたので、その中にも、「うめ星」を入れ、
元気シールをはった。水やりが面白くなってくる。

最近、「移住を考えている」というワカモノがけっこう増えているように思う。うちにくる人たちも、
メニューの中に挟んである「能登」の情報などにビットがたち、いろいろ質問をしてくる。
一番多いのが「どうやって、田舎でお金をかせぐのか?」というたぐいの質問。現実的でとっても大事なことだけど、
まだ腹がきまっていないひとの平均レベル質問なので、「霞をくっていけばいい」くらいの返事しかしない。
このまま東京に住んでいても・・?と思っている人が、そのまま田舎にいっても、たいがい「東京のほうがよかった」
と思うようになるのではないかな。シンコロで時代も変わった、自分も変わろう、と腹くくらないと、移住はしないほうがいい。

移住する時、その土地の町役場などにいくと、各種の助成金制度がある。取得したりすると50万とか100万くらいでるし、
改装費もところによっては、そのくらいでる。カフェや美容院や宿泊施設や農業などで、起業しようと思うと、それも助成してくれる制度
がたいがいある。子育ての支援も都会のそれよりも充実していると思う。
「その土地の指定された企業に就職したら、いくばくかのお金をくれる制度」もある。ところが、これを活用する人が
皆無に等しいらしい。つまり、都会にいた時と同じようなことはやりたくない、という人が移住している、というこっちゃね。

昨日、子供が生まれたばかり、という男の子が蕎麦を手繰りにきた。「実家にもどって、半農半Xの暮らしがしたい」とのこと。
田舎をきくと、筑波山の麓らしい。天真庵のHPで紹介している「やさと農場 暮らしの実験室」の話をしたら、知っていた。
東京に住んでいるけど、週末に畑をしたり、なんやらマルシェみたいなところで、活動している、ということだ。
さすがに、顔は日焼けしているし、未来にちゃんとした夢をもっているような目をしている。
能登の「たこすかし」の話をしたら、「タコとじゃがいもとバジルで、めちゃくちゃおいしい温サラダができます」といって、
メールでレシピをおくってくれた。6月の「たこ作戦」がまた楽しみになった。
♪タコ タコ タコの足・・・・イカ イカ タコ タコ・・・・そんな歌があった・・

今日の味噌汁の味噌は「耶馬渓産」。8年ほど前まで、東京に住み、ときどき天真庵にきていたT君が、大分の耶馬渓
に移住し、米と大豆を自然農で作り始めた。そのTくんがつくてくれた大豆。先日、近くのオッサが遊びにきて、「あの味噌、やばいっすね」といった。
「ヤバケイ やから ヤバイッス」と答えた。江戸時代に、「日本外史」を著した頼山陽が、田能村竹田を訪ね、大分に旅した時に
つけた地名。頼山陽と田能村竹田がかわした書簡が「一楽帖」として、国宝になっている。ふたりとも煎茶を嗜み、
頼山陽の京の家「山紫水明処」は、煎茶の道ゆく人たちの道しるべのように、賀茂川沿いに建っている。
大学時代に、その近くの荒神口にあった「安兵衛」というおでんやのオヤジが教えてくれた。