♪夏も近づく 八十八夜・・・
新茶の季節だ。目に青葉 山ほとどきす 星の新茶(字あまり)
シンコロのおかげで、新しい横文字が新聞やテレビで日用語になりつつある。
パンデミック、クラスター、ロックダウン・・・珈琲豆もその年にできた生豆を
「ニュークロップ」という。「うちは、ニュークロップのスぺシャルコーヒーですねん、ボリボリ・」
みたいなこというと、うまそうに思えるでしょ?洗脳やね。
スペインあたりできまった「ベーシックインカム」
なんて、言葉だけでなく、日本も導入すればどうやろ。大盤振る舞いで、いろいろな助成金を印刷屋に
たのんで刷りまくり、次の選挙対策のために、票とお金のぶつぶつ交換で、電通とかいう会社
あたりに、よろしくボリボリ・・みたいな、あいかわらずの旧態依然のことをやめ、新しい時代に
ふさわしいばらまきをしたらどうだろう。
もらうわれわれも、そのお金は、自分たちが好きなように使うと、子供たちの「つけ」になる。
どこか畑を借りたり、畑つきの家に引っ越し、将来の子供たちのために、野菜の作り方を学び、
野を歩き季節季節の山菜や野草を摘んだり、料理したりすることを学び、家の敷地や、そのまわりに
フルーツの木を植えたり、休耕田などに季節の花を植えたり、ときどきは家族で魚を釣りに行ったり、
味噌つくりや梅干しつくりを家族でいっしょにやったり、正月には餅つきをしたり、近い将来はその米を
自分たちでつくったり・・・10兆円の予備費では少し足りないけど、政治家の腹黒い私腹を肥やす
よりは、日本の津々浦々まで、お花畑にするほうが、よっぽどマシなような気がする。
新しい時代をどうやって生きていこうか?そんなこと思っている人におすすめの映画がある。
銀座に「うめ星」を買いにいったついでに、見てほしい。
先週、銀ブラをした。銀座4丁目の「和光」の浦に、シネマスイッチ銀座という映画館がある。
そこで5月からロードショーの予定だった「花のあとさき」(ムツばあさんが歩いた道)が、今月から始まった。
秩父の小さな村の山あいの段々畑。「長い間お世話になった畑が荒れ果てていくのは申し訳ない。せめて花を咲かせて山にお返ししたい・・」
と、福寿草から、レンギョウ、ハナモモ、キマツツジなどを、植え続けた老夫婦のドキュメンタリー映画。
ゆうちゅーぶで検索すると予告編が見れる。
瀬戸内寂聴さんのコメント
涙があふれて、私はゲクゲク泣き続けました。
丸顔のあどけない顔つきが年と共に美しくいきいきしていたのは、
彼女の暮らしが、花のいのちと共にあったからでしょう。