テレビ電話

先日、筆子さんのスマホにラインが着信した時の音が、ピコンとなった。
「あ~ お母さん・・・」と、おらんでいる。
福岡の88歳になる母が、「練習したら、できたけん、かけてみた」とのこと。
LINE(ライン)のビデオ通話ができるようになった、らしい。
どこの高齢者施設も、感染予防のために、身内でさえ面会できない状況が続いている。
そんな中で、はらかく(腹をたてることもなく)こともなく、施設の若いスタッフを
たぶらかし?(設定とかを手伝ってもらったらしい)新しい武器を手にしたらしい。

夜はかすみちゃんの「ゆるゆるヨガ」をZOOMで30分。
シンコロさんが世界中をまたたくまに止め、これまでの経済や生活を新しい世界へ誘っている。
明日あたり東京の自粛が解除される見通しだが、「生き方」とか「価値観」とかが、
これまでとまるっきし違う次元になりそうだ。「もとにもどる」と思ってるような人は
ついていけへんちゃうかな。ぼくなんかとおくに脱落組だ~

こないだ錦糸町をブラブラしていたら、ホームレスの新人さんみたいな人がスマホをやっていた。時代だ。充電どうする?
ぼくはあいかわらず、ガラケーでお店の代表電話もその電話番号だ。テレビの取材も、HPの更新依頼
なんかも短いショートメールでこなしている。そろそろスマホにかえたら、と筆子さんにもいわれるばってん、
毎朝散歩をする時、じゃり銭入れのがま口の小さいのをポケットにいれとくだけで、作務衣のズボンが
ズレ落ちそうなのに、そこにスマホを入れたら、いつもパンツ見せながら町を徘徊せなあかんことになるし、
電車の中や散歩しながら、指動かす仲間になるのを、どうも生理がうけつけない。ガラケーがなくなったら、
糸電話でもいい、とひそかに思っている。

天真庵のHPに「のむらくらし」というのがある。
梅茶翁の5月の梅林の写真がアップされた。いつも、かすみちゃんや三輪福さんや筆子さんたちが、スマホで
とったぼくのPCにおくってくれ、それを熊本の友達におくってアップしてもらっている。
「藤の花を掛花にいけた写真」も三輪福さんが遊びにきたときにスマホのカメラで撮っておくってくれた。
ベンガラの床の間、頭山満翁の掛け軸、久保さんの焼き締めの掛花・・・なかなかいい感じ。
(これを、自分で生けて、とってアップする・・・そんな生活になると、なんか露出狂?になった気分になるんじゃない。
もっとも、毎日食べるもんをスマホで撮って喜んでる輩たちはみなそうやけど・・)

お客さんも少なくなったし、お店をいつまで続けられるか・・・そんなことを思う日々。でも・・

朝まずめに釣りをして、朝飯前に畑を耕し、春夏秋冬の移り変わりを楽しみながら、晴耕雨読な
生活・・・・・

もう少し東京に住もうか、などと思っていたけど、そろそろ本格的に田舎暮らししようか、などと思いはじめ、
昨日はおかまのMくんに借りていた掛け軸を返したり、能登の行きつけの寿司屋に器をおくったり、一昨日
は粗大ごみを5個だしたり、荷物を軽くする日々。宿便がやまんごと、とれていくげな気分。日々是好日。