死の同心円

「死の同心円」長崎に原爆が落ちた時、被ばくされたお医者さん・秋月辰一郎さんが、
データをとった貴重な記録。圧倒的に被爆したところの死者が多いのですが、
お酒を飲んでいた人、味噌やのりや糠漬けなど、発酵食品を常食にしていた人
の生存率の高さが際立っていたようなことが記せられている。
広島でも同じような結果がでていたらしい。

311で原発から放射能が漏れた時、そんな記憶の残っている人たちが、放射能の中で
生き残るためには、「のり」だ、とのたまっておられた。
今回のシンコロで欧米に比べて、韓国や日本の死亡率が高いのは「のり」(もしくは海藻)
ではないか、との推論もある。それがわかっていても、欧米人には海藻の消化酵素がないらしい。
1918年の「スペイン風邪」の時も、同じような結果が
でていたらしい。ネットで見つけた論文を紹介してみる。

「日本人の腸が海草に含まれる多糖類を分解できるのは、分解酵素を作る遺伝子を腸内に住む細菌が海洋性の微生物から取り込んでいるためだとする論文が、英科学誌ネイチャーに発表された。

フランスの海洋生物学と海洋学の研究・教育機関「ロスコフ生物学研究所」の研究チームは、ゾベリア・ガラクタニボランという海洋性バクテリアが、アマノリ属の海草に含まれる多糖類を分解する酵素を持っていることを発見した。

公開されているDNAのデータベースを調べたところ、ヒトの腸内に住むバクテロイデス・プレビウスという微生物が、同じ酵素を作る遺伝子を持っていることが分かった。このバクテリアはこれまで、日本人の排泄物からしか見つかっていない。」

とのことだ。それと「緑茶」。これは日本人の日常茶飯だ。こんな記事もネットで見つけた。

「緑茶に含まれるカテキンで、新型コロナウイルスが不活性化できることが実験で確認されたそうである。

緑茶に含まれるエピガロカテキンガレートと呼ばれる成分が最も効果的だったそうだ。

日本・中国・韓国は欧米諸国より先に感染が広がり始めたが、今では欧米諸国のほうが死亡者数や感染者数で上回るようになった。

日本人がお風呂に入り、発酵食品を食べ、緑茶を飲む習慣は、免疫力を高めて伝染病を予防するための、先祖伝来の知恵なのだ。

緑茶を飲んだ後に、茶葉を噛んで、緑茶エキスをのどにしみこませるようにすると、のどの痛みもすぐとれる。」

ちゃんとした茶を、飲み、急須の茶殻を酢醤油で食べる。ホンモノはいつも簡素で、身近なものの中にある。

懸念されることは、お茶は「もどき」をペットボトルでとるのが日常になっているのと、海藻を食べる量が
激減している、という現実。
「おむすびにのりをまき」、「緑茶を急須でいれて」・・・という食事を朝か昼か夜のどこかに入れて
習慣化すると、いいかもなんばん。「巣ごもり時代の大事なレシピ?」

これから、「卵かけごはん」   日本人はやっぱり「ごはんと味噌汁」の一汁一菜がよろしいかな、と、つくづく思う。

今日の「真民さん」・・・・政治や社会やひとのせいにしない。いつでも「自噴の水」のように、ほとばしるような人生を・・感謝。

「すべては光る」

光る 光る
すべては
光る

光らないものは
ひとつとしてない
みずから
光らないものは
他から
光を受けて
光る

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