常識というは堪忍 春眠し

まだまわりにシンコロに感染した人はいないけど、首都圏も
不急不要な外出は自粛しなさい、という事態になってきた。
昨日は近くのオリンピックにいったら、買い物客でごったがえしていて、
無限シードルのリンゴジュースを買い物かごにいれた段階で、「や~めた」
と思い、棚にもどして帰って仕込みをしていた。

キリマンジャロを焙煎していたら、「包丁かしてください」といって、おかま
のMくんが入ってきた。台湾の知り合いからパイナップルのケーキをもらったらしい。
「ときどきもらうけど、ちゃんと一個一個にわかれているよ」といったら、
Mくんが封をあけ「あ~らほんと。な~んだ。じゃ二個あげるわ」というので、珈琲を飲みながら
談論風発・・

カウンターの「うめ星の実験」を見ながら・・・
「もうこの部屋全体がいい気につつまれているので、うめ星が入ったのと、
入ってないのとあまり差がなくなったわね。」といった。そして
「これ、波動共鳴というのよ。コロナから人類を救うのも、この波動共鳴しかないわね」という。
といって、病気と波動の話を音楽の「音叉(おんさ)」の共鳴を例にだして説明をした。
相変わらず、ただのおかまではない。

この星に住む、虫や鳥や魚や人間、石や草木や鉱物もそれぞれ特有の波動をもっていて、
わたくしたちの内臓もまた特有の波動をもっているらしい。そして、体力や免疫力が低下すると
その部分の波動に異常がでる。だから東洋医学では、気のルートの「経絡」にいい気を波動共鳴
させて、治癒するのだ・・・簡単にいうとそんなことらしい話を理路整然として、帰っていった。

シンコロのおかげで世界中の人やモノがとまった。みんな「こしかた いくすえ」をまじめに考え
始めた。恐怖や不安でいっぱいだおうけど、こんな時こそ、「ウキウキ」するようなことをしよう。
ここんところ、ぼくも朝の瞑想の時間をちゃんととって、トイレの真民さんの言葉を
縁ある愛すべき人をイメージして、こころで「おもい」をおくっている。これも波動共鳴か。
そんな小さな「あい」が、少しづつ波紋のように広がると、あっという間に世界は「あい」で
包まれるような気がする。

今日の「真民さん」

「六魚庵箴言」

貧しくとも
心はつねに
高貴であれ

一輪の花にも
季節の心を知り

一片の雲にも
無辺の詩を抱き

一椀の米にも
苦労の恩を思い

一塊の土にも
大地の愛を感じよう