月曜の朝は卵かけごはん

卵かけごはんのことを「TKG」という。アイドルグループに「AKB」というのがある。
昨日の舌かみそうな「元気成分」の「エンドカンノビノイドシステム」のことを「ECS」という。
今後、いろんなところで目にすることが多くなると思う。

あまり知られていないが、昔浅草生まれで、海禅寺で修行した後、22歳で上洛し天竜寺の雲水になり、
晩年は山口に住み、80歳で自決した不思議な文人(絵・篆刻・書などを残した)がいる。小林雲道人。
鈴木大拙、西田幾多郎や、瀬戸内寂聴ひ名づけ親の今東光さんらとも親交があった。
陶器好きには有名な小林東五さんの親でもある。
昨日は16時でお店を閉め、映画関係の女子たち3名の味噌作りが終わり、竹葉を飲みながら、雲道人
の本を読んだ。こんな文を残した。無駄のない研ぎ澄まされた「禅味」がいい。竹葉では、ゆるり、
としすぎるので、グラスをかえてウィスキーを飲みながら読んだ。


やらんとすることをやりきって、それがノタレ死にであるならば、それもやむをえない。
「やらんとすること」は大したことではない。
朝おきてカラっとした気持ちで、目前の仕事あるのみである。
その内容は釈尊のような空前絶後の大天才が、その上長年月の大修行から得たものとひとつも変わりはない。
「おはよう」という声を、我ら如きが同じように発せられるということである。
そうでなければ、シャカはウソつきだ。(雲道人)

これからTKG
夕方は味噌作り。

2月29日(土) (仮)De amor em amor (ブラジル音楽)

演奏:寺前浩之(バンドリン)、バエデール・麻衣(サックス)、岸本麻子(ピアノ)

19時開場 19時半開演 ¥4,000(お酒・肴・蕎麦・珈琲 付き)