ヒカルランドな人が現れた・・・

「ヒカルランド」という不思議な出版社がある。
いわゆるスピライフを目指すような人が好む本を出版している。
先月おかまのMくんが買ってきてくれたヨガの聖者さん(うちの常連)の本も
そこからでた。

昨日は近所の常連さんが三世代の「味噌作り」をしていた。おばあちゃん・おかあさん・年少のむすめさん・・・
理想的な「食育」のスタイルで昭和のころは、みんな大家族で助けあい、いいものを伝承しあって暮らしていた。
そのお母さんが「私・隕石ぬか漬けに挑戦したい」と突然いいだした。「いいよ」とこたえて、天真庵の「うめ星(隕石)入り糠床」
をお裾分けした。そこの家は、ごはんを炊く時は「うめ星」を入れて炊く。おばあちゃんから孫まで「宇宙家族ロビンソン」みたいだ。

そんなことをしていると、頭からヒカルランドな「星の王子」がやってきた。「ヒカルランドから本がでました~」
「願いは100万倍返し!超隕石の宇宙最強パワー」(ヒカルランド 著者 星の王子)
2月29日発売なので、まだ本屋には並んでいない?

本の中に「隕石の体験談」があり、ぼくの珈琲のお弟子様がKという名前ででている。

「(前略)スカイツリーの蕎麦屋の店主の焙煎教室に通っていた。その教室では講習後に店主のまかない料理を
ふるまっていて、ぬか漬けなどもついていました。ある日のことです。いつも出してくれている
きゅうりのぬか漬けが、今でも忘れられないくらい際立って美味しかったんです。それで店主に
「今日のぬか漬けはすごくおいしいですね。作り方を変えたんですか?」と質問したら店主がニッコリ笑って
「さすが料理研究家や、ようわかったの~。今日の糠床には隕石(うめ星)が入っているんだよ」といった。
そして、その足で、その当時スカイツリーの下にあった「隕石直売所」にいき、隕石生活が始まって、
いろいろ不思議な人生が巡っていく・・・・・(略)」

今味噌作りの毎日。うめ星には「醸(かも)す力」(人をカモにして悪いことをするのではないよ。でも人たらし、にはなれるかもなんばん)
があるようだ。糠味噌はもともと錆びたフライパンでやると美味くなる、
とか錆びたクギを入れるといい・・などの言い伝えがある。隕石の中の特別な鉄分が化学反応をおこしているのだろう。
味噌を仕込む水、珈琲を入れる水、そばをこねる水、ゆでる水、お茶を沸かすときの水・・・天真庵では
ブリタの浄水器の中に「うめ星」を入れている。そして珈琲は縄文ドリポットで抽出してるけど、最近は
ドリッパーを「うめ星土」でつくったものを使っている。おいしいか否かは、お客さんの感性まかせだが、
その味を求めて、不思議な人たちがやってくる今日このごろ。そろそろ店じまいをして、晴耕雨読の隠居さん
になりたいところだが、そうは問屋や隕石屋がおろさない?        感謝

今日は「英語でそば会」  スカイツリーに外国人観光客が少し減少ぎみだけど、そこに
いってポン引きして、一緒に英会話。テレビ局の打ち合わせもある。ふたつロケがあるけど、ひとつは
「隕石」のこと扱ってくれるとおもしろい。願いがかなうように星に祈ってみよかな・・

2月29日(土) (仮)De amor em amor (ブラジル音楽)

演奏:寺前浩之(バンドリン)、バエデール・麻衣(サックス)、岸本麻子(ピアノ)

19時開場 19時半開演 ¥4,000(お酒・肴・蕎麦・珈琲 付き)