昨日は日曜日だったので、16時にお店を閉め(実際は二階で満まめをやっていたので19時まで)て、
一階では「そば打ち教室」。そば打ちにくる人の半分以上は以前は「無茶しぃの会」という煎茶の教室
に通ってきてた。いろいろ考えることがあって、突然無茶しぃの会は、緞帳を下げた。
でもほんとうは、「人をもてなすひとたち」には、お茶のこころを知ってもらいたい、と思ってはいる。
蕎麦打ち教室も、「そろそろ」かなと思っている。それがお弟子様たちに伝わるのか、みんな真剣味が増してきた。
昨日は、お茶をまじめに学んでいたお弟子様が、久しぶりにそばを打ちにきた。この界隈でシャエハウスの経営を
やっているボンで、その関係で知り合いになった女性セラピストふたりを同伴してやってきた。
ボンが蕎麦打ちをやっている間、セラピストさんたちは「うめ星」や隕石グッズ、元気シールなどに興味を示した。
盆と正月よろしく、年に二度くらいしか蕎麦を打たないボンのそばがなんとか出来上がった。
セラピストのひとりが、「うめ星」を買っていかれた。6900円。蕎麦打ち5500円。見学したほうが多く出費。感謝。
この春に、近くに「大学」と「専門学校」ができる。このへんは「木密地域」(狭い場所に木造の古民家が密集している)として、今後発生するであろう首都直下型地震の
折に火災で多くの犠牲者がでるといわれている地域。ボンたちは、それが取り壊され、「普通の街」になりさがっていくことを危惧して、取り壊されそうな長屋などを
改修しながら、シェアハウスやシェアオフィスなどを経営している。ふたつの学校の学生の半数近くは「外国人」だと予想されている。
正月早々に中東が危うい雰囲気になってきた。キリスト教もイスラム教も同じ神様を主にする一神教。
でも「十字軍」の時代から、戦争や紛争が絶えない性(さが)みたいなもんを根っこにもっている。
日本を含め、今後難民を受け入れたりすることが必然になる。銀座や浅草も、歩いている人の半分以上は外国人。
京都や金沢もしかり。鳥瞰図のように上から眺めてみると、「世界中がシエアハウス化」しているようだ。
宗教や習慣の違う人たちが、同じ場所で暮らす。肝心なことは「相手のことを許す」寛大さ。
テロリストの幹部を殺したりしても、問題は何も解決しない。
今年の大河ドラマは「明智光秀」らしい。テレビは数年見ていないけど、これは見たいと思っている。
光秀が築城していた場所(京都の亀岡)は、今は「大本教」の本部になっている。光秀も大本も、歴史的には「逆賊」のようなレッテル
がはられている。今年は「大河」の影響で亀岡にいく方も多かろう。ミーハー感覚で行っては見えないかもしれないが、
この地に城をつくり、その後宗教の本部にしたふたりの素晴らしき人間性があふれているところ。かのジョンレノンも
「終の棲家」は亀岡が第一候補やった。今でも予約がとれないので、教えられへんけど、亀岡にいい店がある。
そこで亀岡の地酒「この花さくら」を飲むと、光秀と茶会をしているような気分になる。彼が本能寺の変の前
に開いた茶会で読んだ一句が残っている。たぶん大河ドラマでも紹介されるだろう。
時は今天(あめ)か下しる五月哉(さつきかな )
「天下」をとろうという意味が含まれる、と後の人は読み解いた?つもりでいるが、
彼には、そんな野心はなかったんじゃなかろうか・・・? 感謝。