今日はライブ 16時で閉店します。

28日(土) 堀 まゆみ&大石 学 ジャズLIVE  19時開場 19時半 開演

演奏:堀 まゆみ(ヴォーカル)・大石 学(ピアノ)

19時開場 19時半開演 ¥5,000(お酒・肴・蕎麦・珈琲 付き)

インフルエンザで数名がキャンセルしたので、もしも「!」の人はドタサン大歓迎。

そして、明日からは31日まで「年越しそば」モードになる。

木曜日の休みに焙煎をしてたら、自転車がとまった。おかまのMくんが年末の挨拶にやってきた。
重そうな本をかかえながら、「やっぱり、焙煎機をかえたら、香りがちがってきたわね」といって、
ドスンとその本をカウンターに置いた。「炎色野さん、昨日でおわりだったわ。さみしくなるわね」と。

「行ってくれたんか?何か買ったか?」と質問したら、「いい抹茶茶碗があったけど、今お金がなくて・・」
という。「どうした。女に貢いだりした?」と質問したら、「わたしは童貞よ そんなわけないでしよ・・・
先週友達にお金を貸したら、約束の期日にもどってこなくて、水道が止められたの・・」
という。「君にお金を借りる・・・そのひとはなかなか達人やな」といったら、苦笑い。
焙煎したての珈琲を試飲しながら、四方山話。
カウンターの中に置いてあった塩谷さんの「自在力」を手にとって、「この本は、ゴルフダイジェストに連載
されたものね。写真はわたしの友達のカメラマンがとったのよ」という。ゴルフもヨルフとも無関係なMだけど、
日本の芸能や、宗教、整体とかヨガ・・・知らないことがない、くらい博識なおとこ、もといおかまなのだ。

彼が持った本は「豪潮律師」の遺墨集。
江戸時代の坊さんで、良寛さんや、白隠さんと並ぶくらい、いい書を残した。
熊本の玉名の出身。ぼくのHPに「たまな創生館」というのがある。橋本太郎館長が
実家を改装してカフェやギャラリーや時々音楽会などをやっている。橋本さんは天真庵で
お茶やお花を学ばれて故郷に帰った。夏目漱石ゆかりの「草枕温泉」もある。よかとこ。

珈琲を飲みほすころ、Mくんの携帯がぶるった。「やった、お金が振り込まれた!」とのこと。
さっそく自転車にのり、郵便局めざしてこいでいった。
酒もおんなもやらないけど、たまったお金は、芸術家たちの応援をしているので、いつも自転車創業。
ままちゃりで、あちこち走りまわる変な人だけど、「らしく生きている」という点では、最高峰に鎮座している。

もう一冊、不思議な本を置いていった。昨日の夜、竹葉を飲みながら読む。
こんなところを赤鉛筆で囲ってあった。たぶんMではなく、その本を最初に買って
読んだ「だれか」が囲ったのだろう。

自分のために生きることを始めてみよう
自分を見つめ直して 前を向いて進んでみよう
あなたがこのタイミングをバネに使えるならば
今までにない充実感が味わえる
あなたが進んでいけるなら
まわりが 再びあなたを支えてくれる
あなたは 今ここ を生きている
この世に必要な人だから
あなたは 今ここ を生き続けている

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です