あるがままに生きる

一昨日は、炎色野の「渡辺愛子展」にいく。
板橋の歯医者に朝一でいき、埼京線にのって渋谷へ。
相変わらず、進化している?のか未完成が好きなのか?
渋谷という街は駅からして、成長を続けている。アウスビッツの収容所にいくみたいに、ホームを
ぞろぞろと歩いて、駅からでる。
ひさしぶりに「唐そば」(福岡の黒崎という街にあったラーメン屋)を食べようか、
とお店の前にいったら「11時」からと看板。あと10分だけど、踵をかえして炎色野へ。
すると「12時から」と看板。年をとると、思い込みが激しくなる、忘れっぽくなる、怒りっぽくなる
・・・どれもが複合的にでてきたのを痛感する今日このごろ。

そのままお土産だけ玄関に置いて、次の目的地の銀座へ・・・・

おかまのMくんから電話。「今、ひいろの。時間間違えて午前中にきたんだって・・ぼけてきたわね」とのこと。
「そうそう、もうながくないかも」と答えた。「わたしたいものがあるんだけど、あとでもっていっていい?」
というので、なんだろうと思っていたけど、こなかった。

昨日の昼過ぎに「あ~ら、珈琲のいい香り」といってMがやってきた。なんやら、女性たちの舞踏集団のチラシを
もってきた。「30分だけやで」といって、珈琲をご馳走する。昨日からきっと何か大事なことを伝言しに
きたのがわかる。

先々月くらいにMが不思議な講演録をくれた。皇室に近い人たちが「新しい元号」に関して講演されたものらしい。
その中に、「元号がなぜ今年」ということが書いてあった。
干支は「子」(ね)から始まる。正確にいうと、その前の年、つまり今年からいろいろなものが崩壊して、
新しい時代の準備をするらしい。今年の干支は「亥」(い)。ある神社の言い伝えによると木編をつけて「核」
にするとわかりやすいらしい。核心、ものごとの本質であり、そこにいくまでにいろいろなものを壊す、という
ような意味もあるそうだ。うお座からみずがめ座にシフトしている。「支配の時代」が壊れ「解放の時代」へ移行中。
「内面的なものを見なおして、新しい時代に供える準備の年」だということだ。
そして、「どんな時代がきても、生きるということは「つながる」ということだ。」昨日、志野の燗鍋(かんなべ)で竹葉の
ぬる燗を、平杯(ひらはい)で飲んでいた時、そんなことを思った。

三種の神器についても書いてある。「剣、勾玉、鏡」
日本の神話で、天照大神(あまてらすおおみのかみ)が孫の瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)に、
まず剣を渡す。「破邪顕正」(はじゃけんしょう)・・刀で悪しきを切って、正しきを表わす、という意味らしい。
つぎの勾玉は、〇であり円であり縁。〇は、スピリットを表わす。「一視同仁」(いっしどうじん)・・大きな愛の目で、同じ心で見る、という意味だそうや。
そして鏡を渡す。「この鏡は私の魂だと思ってもっておゆき」といったとか・・毎朝鏡を見るのは「わたし美しいボリボリ・・」
ではなく、「反省する」内面を映し出す器だということだ。この星に住む動物たちの中で「反省するのは人間だけ」らしい。

そんな話を珈琲飲みながら話すと、予定を15分オーバーした。
不思議なおかまちゃんだ。最後に太極拳みたいなポーズをして「気というのは、とどのつまりは、セックスと同じものなのよ」
といい、「でもこれからは、ほんとうのいい意味のセックスをしないといけないよね」といってチャリンコで帰っていった。

生涯身を立つるに慵 (ものう) く 騰騰 (とうとう) 天真に任す   (良寛)

あるがままに生きよ、ということだ。

長屋Live (2019年12月スケジュール)

7日(土) 仲内拓磨ギターライブ

演奏:仲内拓磨(ギター)

19時開場 19時半開演 ¥3,500(お酒・肴・蕎麦・珈琲 付き)

20日(金) バロックコンサート

演奏:渡辺佳代子・ラスト恵子(オーボエ)・長久真美子(ピアノ)

19時開場 19時半開演 ¥4,000(お酒・肴・蕎麦・珈琲 付き)

21日(土) 国貞 雅子 ソロ LIVE

演奏:国貞 雅子(歌・ピアノ)

19時開場 19時半開演 ¥4,000(お酒・肴・蕎麦・珈琲 付き)

28日(土) 堀 まゆみ&大石 学 ジャズLIVE

演奏:堀 まゆみ(ヴォーカル)・大石 学(ピアノ)

19時開場 19時半開演 ¥5,000(お酒・肴・蕎麦・珈琲 付き)

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