昨日はひさしぶりに、☂もなく、パーッ広がるほど爽快では
ないけど、なんとなく秋の感じがする日曜日だった。
3時くらいバタバタして、CDを変える余裕もなく、高橋竹山先生
の津軽三味線が鳴り響く店内で動き回っていた。
「こんな日は年に何日もない」というような秋晴れにまだ出会っていない令和の秋。
能登の三輪福さんからレターパックがきた。突然梅が届いたり、「能登より愛をこめて」
なんかを手書きした箱でブリが届いたり、予期せぬ宅急便がときどき届く。
レタ-パックを開けたら、「瑞穂(みずほ)にてはじめて古代米マツモが成ってくれました。祝☆おすそわけです」
とかかれ、マツモが押し花のようになって入ってあった。それに梅茶翁(ばいさおう)
で自生しているみょうがの酢漬け。
大好物だ。あまり食べるとバカになる、なんて迷信があるけど、なあにかまわぬで、ボリボリ食べながら
昨日は「クロキリ・オンザロック」を飲みながら、ロックみたいな竹山先生の三味線を聴く。
天真庵のHPの「のむら暮らし」に、先日テレビの撮影後、みんなで「煎茶」を楽しんだ写真がアップされた。
梅林から清風が流れくるような畳の間で、煎茶を飲み、その後は、おちゃけを飲む。ときどきは、いっしょに
ごはんも食べる。「のむら暮らし」に、真脇(まわき)遺跡の縄文の家を特別に借りて、彼女と
煎茶を楽しんだ写真もある。どうもこのあたりから、不思議なものが憑依(ひょうい)して、縄文ドリポットが生まれたり、
うめ星や、勾玉につながってきたのじゃないか・・・そんな気がする。
先日、山本竹勇さんが、ライブの後「うめ星」をいっこ買われた。それを左手でもちながら「これすごいパワーですね」という。
「わかるひとにはわかる」。彼は毎日「ついてる」と口に出していうらしい。急いでる時、信号が青になった・・「あ、ついてる」
というそうだ。「あまりしつこくやると憑かれる(憑依される)ことがある」と、オヤジギャクをいって笑っていたけど、
竹山先生と各地で酒席を共にしたようなご関係。神が見放さないはずがない。
能登の「縄文真脇遺跡」は、最高のパワースポットなので、能登にくる機会があればいってみてください。
「縄文の家」は、今も立っています。柱を立てる時、たまたまいたので、石の斧で掘るのをお手伝いさせてもろうた。
縄文土器は、女性の仕事だった。今の朝ドラは女性の陶芸家の話らしいが、縄文時代はそれが普通だった。
まだお米がない時代なので、男たちは狩猟や木の実などを採りにいく。女は、男たちの成果物や狩りの安全を
土器を神器のような感じで作り、神に祈った。あれは「祈りの器」である。
弥生になり、お米ができるようになって、ひとは「遊ぶ時間かゆとりの時間」もできたけど、貧富の差も生まれた。
土器も「白」になり、削いだり、紐で編むような複雑さがなくなった。最近までそんな流行が続いてきたけど、やっと
くぎや刃で削いだりするようなものが、ぼちぼちでてきた感がある。
今日の夜は四半世紀近く続く「順受の会」(論語の会)だ。
一時間勉強した後は、「クロキリのそば湯割り」で、蕎麦会をやるスタイルを25年近くやっている。
昨年はサントリーホールでやったけど、今週の金曜日に麹町の「TOKYO FMホール」で、三輪福さん
の踊りが見られる。ぼくは能登で茶事があるので、入れ違いだけど、興味のある方はどうぞいってみてください。
お問い合わせ てらからそらへ(地球から宙へ)075-366-0586(平日13:00から17:00)