高校野球が終わる

能登にいる時、散歩をかねて徒歩20分(途中に棚田があったり、神社があったりして寄り道するので、
往復一時間以上は歩く)の酒屋さんにいく。
そこで能登ワインやビールや酒などを調達する。ちょうど甲子園のベスト8が決まる
星稜の試合を観戦していた店主が「優勝するかもしれんわい」と上機嫌でオロナミンCを
飲んでいた。

彼は現役時代は千葉で過ごし、定年後に能登にもどった、いわゆるUターン組。
「千葉の高校も応援するけど、やっぱり石川に力が入る」とのこと。
ぼくも能登に住民票を移したので、これからは石川を応援するかもしれない。なんとなく新しい気分。

昨日は昼間に買い物をしていると、肉屋のおやじが高校野球の決勝を見ていた。
ちょうど3回に逆転のホームランを打たれたシーンだった。星稜のピッチャーも
少し疲れているな、という感じだった。どちらのチームも全力をつくし、優勝と準優勝になった。おめでとう。

夜は北九州市立引野中学校の演劇部の同窓会。
4月にも、まったい、まっちゃんと、のんちん(ぼく)の三人で横浜で飲んだ。
昨日は、すえくんも参加して平河町の居酒屋で一献。すえくん、こと末松くんは外交官から政治家になった。今は北方問題に関する特別委員会委員長
として、尽力している。みんないいおっさんになったけど、時々あって飲むと、こころはあのころのまんま、「青春」だ。
あらためて、3人と名刺を交換した。松崎、松下、末松・・・半世紀くらいの竹馬の友に「松」が、を発見。

禅語に「古松は般若を談ず」がある。味わい深く、古色のついた松の盆栽を愛でながら、酒を飲んだ気分になった。感謝。