旅の途中 ぱーと3

昨日は朝飯前に畑を耕して、珠洲にいく。大豆も大きくなってきて、
もうすぐ「枝豆」でビールが飲めそうだ。辛味大根も三種類目の種をまく。
夏の雑草は、ほんとうにすごい勢いで成長してくるけど、あくまでも「自然」
に近い状態がいいので、あまり抜かずに、自然農法に限りなく近い方法「ほったらかしの無為自然農法」。
珠洲といえば、揚げ浜式の塩つくりで有名だ。そこの塩を使うと
「塩むすび」が世界で一番おいしいおむすびになる。千枚田でつくる米でつくると、天下無敵。

塩つくりの名人のじいちゃんところに
月一ペースで顔をだす。先月はじいちゃんのつくった「梅干し」をもらった。今回いったら
「雨が続くので、塩がでけんわい。そやけん、焼きあごとこんぶの出汁をつくっとる」といって、
昆布を切っていた。「売りもんにはならんけど、知り合いの料理屋がつかってくれとんよ」といって
一袋もらった。

その後は「能登の人生フルーツ」みたいなご夫婦のところへ。
ここのジャムとかケッチャップは、筆舌が及ばないくらい美味い。
ここには、人生フルーツおじいちゃん、おばあちゃんたちが、手塩にかけて育てたトマト、いちじく、いちご、
ブルーベリーなどもってきて、それを材料に、砂糖以外は無添加の元気なジャムをつくっている。
だんだん高齢化がすすみ、「もう自分では梅干しをつくる元気がないので」という理由で、梅を
250kくらい梅干しにした、らしい。

お米、梅干し・・・日本人にとっては、「水」と同じくらい、「命」をつくってくれるものだけど、
昨年あたりから、米よりも小麦(主に、パン。ラーメン?福岡には「ラー麦」なるラーメン専門の麦がつくられている)
の消費量が多くなり、米も古米古古米とだぶついているのが現実。
今もラジオで、「子供の自殺」のことが話題になっていたけど、命の根源は「口からいれる食べ物」や。

畑仕事をしながら思うこと。除草剤とか草刈り機があれば楽やと思う。夏はとくにそう思う。
でもなるべく、機械や薬にたよらずに野菜をつくってみたい。葉物は虫に穴をあけられるし、
雑草は抜いていっても、ふりかえるとまたはえる、まるで歩いてくるような様相ではあるが、それもまた自然。
家の掃除整頓(前の主人がおいていってくださったもの)はだいぶなくなってきたけど、畑仕事は
体の線がボクシングをしていたころにもどる?くらい重労働でいい汗をかく。

本日これから東京へ出発。週末は「隅田川花火大会」
昔は、上京したりする人に「大輪の花が咲きますよう 祈念いたします」なんていうハナムケの言葉をおくったものだ。
それが、そんなに力をいれずに「その場 その場で 咲きなさい」というような風潮になり、最近は働き方改革の影響からか
「花なんか咲かせようとか思うな」のような気運が高まっている。希林さんの本ではないけど「なりゆき」
というのも大事かもなんばん。

7月27日(土) もにじん花火大会 らいぶ

演奏:じんじん(ギター)・マツモニカ(ハーモニカ)

17時開場 17時半開演  ドレスコード:ゆかた・甚平 ¥3,000(蕎麦・珈琲 付き)

8月のライブ

2日(金) 『百びわ庵』コンサート

演奏:榎本百香(薩摩琵琶)

18時開場 19時開演  ¥4,000(お酒・肴・蕎麦・珈琲 付き

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