UFOに会いにいく!

昨日は梅林ガールズたちと、UFOで町おこしに成功した「宇宙科学博物館 コスモアイル羽咋」
にいってきた。ガガーリン所縁の宇宙カプセルやNASAから100年借り受けた実物の宇宙関連商品
などが展示されていて大変おもしろかった。映画も空を飛んでる感がいっぱいでおすすめ。
そもそも江戸時代の茶碗みたいなナゾの物体のUFO伝説から、このプロジェクトが生まれた。
最近の「町おこし」は、どこでもあるような「はやりもの」が多くなってきた感がある。
「この町しかないもの できないもの」を「ほんとうにこの町を好きなひとたち」が推進していかないと、
「よそもの町」がいっぱいできて、「どこへいっても同じような空気がする」ものになってつまらぬ。

今日は朝から「エリアメール」が鳴り、大雨による避難勧告がでた。「早めに避難しなければ」と
車で予定より早くこの地を離れ、一時間かけて瑞穂という町にある「梅茶翁」にいき、雨合羽をきて
梅を収穫。連日の梅雨にうたれた梅たちは、思ったよりも大きく成長して、去年よりも大きくて
元気な梅ちゃんを100kくらい捥いだ。途中「能登ワイン」にいく。
ここのワインは、能登特産の「かき」を土壌にいれてぶどうをつくっている。
植物10元素「マグチョンスピクcafe」がたっぷりのぶどうでつくった能登ワインは始まった
ばかりだけど、「べつ次元のワイン」だ。
今回は車に梅しかつめないけど、もし余裕があれば「能登ワイン」も積んで、5日のライブの
時に飲めるようにしたいと思う。

一仕事の梅仕事の後はランチ。ヨーロッパから帰ってきたばかりの三輪福さんのワンプレートの
中身は、世界中のスパイスと日本の雑穀が皿の上で踊っているがごとく、不思議ワールドだった。
たまたま横のテーブルに座っていた珠洲焼の美人陶芸家のKさんも目を丸くしたり、細めたりしながら
堪能していた。彼女はアメリカで生まれた後、陶芸をなりわいにするため、能登に移り住み、
陶芸と農業と養蜂をやりながら「能登で生きる」を実践している先達だ。

「梅茶翁」の吸引力で、おもしろい人たちが集まってきている。
今日で今年も半分おわり。「半農半X」なるような生き方を本にした人がいた。
「半陶半養蜂」もよし、「半IT半農」もよし・・・ぼくらはさしずめ「半農半カフェ」をめざす。

珠洲は最果ての場所やけど さいはてや端っこというのはいいね!

昨日は「松尾栗園」の草刈りにいく予定だった。
能登の家には、畑がふたつあり、背高泡立ち草、いたどりが群生していて、
2日かけて、なんとか畑らさしさをもどした。
ある近所のばあちゃんが「夏は草刈りをしながら、後ろをふりむくと、
また新しい草がはえとる」といわれた。まさにそんな感じだ。

昨日は老体に鞭打つわたくしを心配してくれて、栗園の草刈りは「雨のため中止」
になった。前の日から、長靴と長袖のTシャツを用意してあったので、それに着替えて
「珠洲」へ。味噌作りも梅干しも「塩梅」、つまり塩が大事なポイント。
珠洲の古式塩つくり、「揚げ浜式」の名人じいちゃんととこへ車を走らせる。
じいちゃん「また遠いとこからありがとう」(車のナンバーが足立)。
ぼく「ここの塩は日本一ばい」(なぜか九州弁)
じいちゃん「こないだは味噌 こんどは?」
というので「梅干し」と答えたら、自作の梅を土産にくれて「これより
おいしいのができたらこうてやる」といって笑った。日焼けした顔が男らしい。

次に珠洲の名前の元になった須須神社をお参りして、そこの近所の「ジャムや」さんにいく。
ここも2度目だけど、ちゃんと顔を覚えてくれていて、家族が里帰りした時のように、
ジャム用の完熟トマトを使ったジュースがでてきた。
「これやばいっすよ」(こんどは、わかもの弁)というと、2リットルくらいの
容器にいれてもってきてくれた。遠慮しながら?5杯くらい飲んだ。

ジャムとケッチャップを買って帰ろうとすると、主人が「昨日とったさざえ」
といって、いきのいいサザエいっぱいと、完熟トマトを土産にくれた。
目の前が海で、彼は定年後に陶芸家になり、時間があると前の海で魚をとったり
さざえをとったりしながら「能登暮らし」を生きている。
おかあさんは、近所の農家の名人ばあちゃんたちがつくった「トマト」や「いちじく」
や「ブルーベリー」を使って、まったくケミカル無添加のジャムをつくっている。

その後は「ギャラリー 舟遊び」を初めて訪問。
以前、天真庵のドアの取っ手をつくった角居くんが
「珠洲に素敵なギャラリーがあるので、今度紹介します」といって
いたのを覚えていた。名前は聞いてなかったけど、どう考えても、いや
考えなくても「ここ」しかないと思っていった。
金沢出身の女将が金沢から移住して古民家を直してギャラリーにしていた。
般若くんの作品があったり、「ふくちゃん(三輪福さん)から噂をきいてました」
とか・・・・お茶をいただく間に、10人以上の共通の知人がいることがわかった。

今日は朝の便で羽田から能登空港へキュートな梅林ガールズたちが
やってくる。今「ほぼぶらじる」を水筒にいれ、これを書き終わったら、
空港へ迎えにいく。将来の「能登暮らしひと」の最有力候補たち。

不耕な人生を180度変える!

能登の家がある集落は、一軒一軒は独立しているけど、冬の風が強いので、
海風をよけるように建っていて、それぞれの家の前を公共の道路
のように勝手に行き来するのが「ならわし」になっている。

奥の家のじいちゃんは毎朝天気がいいと、カブに釣り道具をつんで、
家の前を通り、港にいって伝馬船にのる。朝の「間覚まし」のような公共放送が6時
だけど、船乗りさんたちは夜明け前に海に出奔する。
「かわたれどき」にでて、「あさまずめ」に釣り糸を垂れる。さすがだ。

隣の方は、ぼくらが留守の間も、畑の様子をうかがってくれたり、いろいろ
百姓のこころへなどを教えてくださる。いつも東京から「ほぼブラジル」を少し
、手打ちそばもってきて「お世話になりました」と挨拶にいく。今回はおかえしに
「たまねぎやらきゅうりやトマト」をもらった。昨日は「とれた!」といって
生きたタコとさざえをいただいた。「原始的ぶつぶつ交換」を超えて「数倍かえし」のような感じ。
珠洲の珪藻土に炭をおこして、さっそくさざえのつぼやき。タコは、いただいたトマトと胡瓜を
ての平でつぶして、マリネにした。能登の「竹葉」が喉元でグビグビと音をたてる。

今日から☔の予想だったけど、曇り空なので朝飯前に畑の雑草取り。
けっきょく昨日一日、今日の朝3時間かけて雑草をとった。
農業の先輩の「マツキヨ」さんからメール。「雑草は根っこからとらなくては意味がない。
膝よりたかくなると、群生するおそれあり。でも雑草取りの後はおいしい野菜がまっている」
とのこと。穴を掘って雑草を土にかえす、と追伸であった。感謝。

今日は「松尾栗園」の雑草取りボランティアだったけど、明日に延期。
毎日土を喰う日々。「不耕な人生」から「幸福」に大変化している。感謝。

感動したり 絶句したり・・

昨日は「順受の会」
フルメンバーと新人が集まり、カウンターまで人がすわってお勉強。
四半世紀も続いている。「ホンモノ」やと思う。

終わって、片づけをして、東京を出発したのが11時をまわっていた。
今回は、栗園の手伝い、梅仕事があるので、眠いけど頑張って車を走らせた。
横川あたりで仮眠をして、「ころ柿の里」という道の駅にお昼前に到着。
昨年、能登の家の持ち主と待ち合わせをした場所でもあり、筆子さんのおばあちゃんの
ふるさとの近くでもある。きっと、無駄のない縁で繋がっていたに違いない。

道の駅にある「温泉」につかり、おばあちゃんの戸籍の住所をナビに入れ、出発。
「世界一長いベンチ」というのが、きれいな海の海岸にある。そのあたりで
ナビが「目的地に到着しました」と告げる。
おばあちゃんの旧姓の家はなかったけど、ちゃんとルーツの土地にたどり着いた。
父母と天地と海と山・・・人は生まれた瞬間に、必要なものはみな神様に与えられている。
なんの不足もない・・そんなメッセージが聞こえてきた。

そこから能登の家まで車で10分くらい。
車を止め、気になる畑に・・・・
車庫の裏の畑には、大豆を植えた。20年くらい休耕だった土地を一年かけて
開墾し、先月大豆を植えた。
ここの土地は里山と隣接していて、環境がいいのと、まつきよさんにもらった「土壌活性剤」
を入れたせいか、大豆も生育しているけど、まわりの雑草もジャングル状態。

明後日は「松尾栗園」の雑草とりのボランティア。でもその前に明日は我が畑の雑草取りだ。
おそるおそる、家に隣接した畑にいってみた。先月そこに「辛味大根」を植えた。
なんと大根の花にモンシロチョウが踊るように戯れ、花の下には、小さな辛味大根が
いっぱいできていた。思わず大根の花を手でもぎ、玄関の花器に投げ入れた。

「夏休みに能登にいきたい」とかいってくれる友人たちに不義理をしている。
まだまったく準備ができていない。
「まだ遊びにこられても困る」とか「自分たちで計画をたて、お昼にくる・・とかいうのならなんとか」「泊まりは当分無理」
みたいな返事しかできないのが正直なところだ。
畑の仕事、梅や栗の仕事、家の片づけ・・・完全な移住でも3年くらいかかるらしい。ぼくらは
東京で仕事をしながら能登で10日暮らしている。まだまだよそ者であり、百姓や田舎暮らしの初心者でもある。
「能登で暮らしている」と言えるまでまだまだ時間がかかりそうだ。「目標設定」や「きめごと」は何もないけど、
しばらく、黙々と自分のペースで暮らしていきそうだ。

終末は「梅林ガールズ」たちがやってくる。彼女たちは「家族」のようなものだから、
片づけや畑を手伝ってもらったり、梅仕事をいっしょにしたりしながら「能登で暮らす」の
実験をいっしょに追求しようと思っている。

羽咋(はくい)はUFOの町 明日から能登休み

「羽咋」の語源は、昔人食い鷲を退治した犬に由来する。その犬が鷲の「羽を喰った」。
今はUFOと自然農が村おこしの真ん中にある。
今日、論語の会が終わったら、能登に梅仕事に出発。
東京は朝から☔。

うちの筆子さんのおかあさんが「いずれいく道」で、すこし体が弱ってきたので、
毎週一日実家にいき、家の掃除やなんかを手伝うようになった。
実の「母と娘」というのは、男には想像つかぬほど、「似ているがゆえ?」の葛藤が
あるみたい。「嫁と姑」とは、また違った軋轢があるみたいだ。男子としては、
実家の「母と妹」と同じく、岡目八目か傍観者になるしかない、立ち位置のなさを感じる。

でも片づけをしていくと、いろいろ物心ともに「気づき」もあるみたい。
血がつながってる親子というのも、お互いに「知らなかった」ことが多い、らしい。

筆子さんの父方のおばあちゃんは、自身の100歳の誕生日にお葬式をした。都知事から表彰状がきた。
ぼくが遊びにいくと、積極的にお酌をしてくれて、本人も少し飲んだ。
生まれが能登で、「能登から新橋まで、まる二日かけて東京にきた」話(昭和のはじめ)をし、
〆に「岸壁の母」をうたうのがならわしだった。完璧な母ではなかったが、気骨ある女性だった。

昨年から「能登と東京の二股暮らし」を始めた。おばあちゃんもその息子のおとうさんも鬼籍に入られ
ので、「おばあちゃんの生まれたのは能登のどこ?」というのがナゾだった。「輪島」「七尾」
というのが、有力だった。

先週実家の整理をしていたら、仏壇から「戸籍」がでてきて、そこに「羽咋郡富来町・・」
という手書きのを見て、筆子さんは鳥肌がたった。富来(とき)というのは、最近の市町村の合併により、
「志賀(しか)」になった。つまり、能登の家の旧住所の町名なのだ。
その瞬間に「おばあちゃん」が寒山拾得美術館の名誉館長になった。

これから「卵かけごはん」
夜は「順受の会」

7月は素敵なライブがみっつ。

5日(土) クラシック初コンサート

演奏:渡邉千春(ヴィオラ)・山崎早登美(ピアノ)

19時開場 19時半開演 ¥4,000(お酒・肴・蕎麦・珈琲 付き)

15日(月・祭) 大石 学 ソロ LIVE

演奏:大石 学(ピアノ)

19時開場 19時半開演 ¥5,000(お酒・肴・蕎麦・珈琲 付き)

27日(土) もにじん花火大会 らいぶ

演奏:じんじん(ギター)・マツモニカ(ハーモニカ)

17時開場 17時半開演  ドレスコード:ゆかた・甚平 ¥3,000(蕎麦・珈琲 付き)

文花会館に絵が・・

天真庵のある通りは「十間橋通り」という。地名は「文花」 文人の花が咲きそうなところ?
みんなは「じゅっけんばし」というけど、正確には「じっけんばし」。
江戸っ子が「ひ」と「し」の区別ができないのと同じように、
大半の発音に押されて、そのまま「じゅっけんばし」というのが普通になった。

バス停をひとついくと、バス亭の前に古色蒼然とした建物がある。元はそばや。
そこを、うちを改装したNくんが改装して、「文花会館」というシャアハウスを5年くらい前
につくり、芸大の女性たちが住んでいた。
その後は子供の塾などをやっているようだったが、先週新しいアーティスト(やはり芸大出身)たちのアトリエとして
再スタートするお披露目会をした。バス亭のまんまえなので、♪バスを待つ間に・・絵を見る人の姿が多くなった。

昨日はその新人くんふたりを含め仲間6人が蕎麦を手繰りにこられた。
お勘定をする段階になって「財布もってこなかった」という人がふたりいて、その人らのお勘定を
かわりに残りの人が払っていた。まさに「キャッシュレス」の時代が進むと、そんな現象が増えて
くるのだろう。

ぼくらの学生時代は、みんな毎日が財布にお金が入っていなかった。キャッシュレスのさきがけ?
でも喫茶店やいっぱい飲み屋にいきたくなると、仲間を誘っていった。「お金もっとうや?」とかお互いに
確認してから。予定より酒を飲みすぎて勘定が足らなくなると、行きつけのおでんやなどでは「おいといてくれはる?」
と使いなれない京都弁をつかい、「つけ」にしてもらった。
御所の近所の荒神口に「安兵衛」というおでんやがあった。そこには学校よりまんじめに通ったので、「つけ」もきいた。

明後日から能登。今回は松尾栗園で、雑草狩りの仕事を手伝う。お金のやりとりはなし。
そのこわり、「昼ごはん」をごちそうになる。
今、各地の農園体験や田舎暮らし体験に、そのような制度が浸透してきた。
「ウーフ」WWOOFという。WWOOFとは金銭の出し入れなしで「労働力」と「食事・ときにはベッド」とを交換する仕組み。
モノとモノを交換する「原始的ぶつぶつ交換」を少し発展させた形態。これからきっと「あたりまえの日本語」になると思う。

今日は日曜日なので16時閉店。それからさっちゃんの引っ越しのお手伝いにいく。
明日の朝は「卵かけごはん」 夜は「順受の会」(四半世紀続く 論語の会)

茶色の小びん

先日、熊本から大先輩が蕎麦を手繰りにこられた。
天真庵のHPのリンク集に「一般財団法人 たまな創生館」というのがある。
そこの館長さん。名前は一度聞くと一生わすれないような名前。
「まつもときよし」と彼の名前は生まれた時からCIがきまっているようなものだ。

時間がある時、HPの中をのぞいてほしい。先輩は、ぼくが主催していた勉強会に
長いこと参加されたり、天真庵では「お茶」と「お花」を習いにこられていた。
趣味は陶芸とジャズである。館内にあるカフェの名前がいい。「茶色の小びん」
ジャズのスタンダードナンバー。
よく銀座のライブハウスにジャズを聴きにつれて行ってもらった、ことも懐かしい。

手土産に玉名で「自然農」をやっている農家さんの野菜をもってきてくれた。
人参には「葉っぱをほして、フライパンで炒って、お湯をさし、お茶として飲んでください」
とあった。ルッコラは「トマトとの相性がばつぐんです」と記してある。
色のない茄子には「交配していない原種です。トゲに気を付けて」と書いてある。

昨日の「ダメ中」に、サラダなどにしてだした。どれも素材そのものの「野生」
がつよく、まさに「野の菜」である。

日本の食べ物の自給率が問題にされて久しい。東京では工場で生産されたような虫
も喰わないような野性味のない「野菜もどき」が並んでいる。
「日本の野菜は安全」だと思っている人が多いが、農薬を使う量は、中国を抜いて
世界一。遺伝子組み換えについては論外なほど、日常茶飯になっている。
「土を耕さず、農薬も肥料もあたえない」をモットーにする「自然農」
は、言葉でいうほど生易しいものではない。木村さんの「奇跡のリンゴ」
を読むとわかる。でも「日本人を残す」ためには、「自然農」が必須条件のような気がする。

来週は能登に梅仕事にいく。梅茶翁の「梅」は、自然のまんまだ。
梅の仕事の前々日あたりに、輪島の「松尾栗園」の雑草取りのお手伝いにいくことにもなった。
うちの畑に、「無手勝手流の自然農法」で植えた「辛味大根」や「九条ネギ」の生育も楽しみだ。

明日の朝日を浴びる すると開運になる 

明日は「夏至」
縄文人たちも、特別な日であることを知っていたようで、朝日を浴びて、お祈りをしていたらしい。
日本人の宗教観は縄文人の影響をそのまま受け継いでいるようだ。
各地の神社なども、夏至の朝は禊をしたり、祝詞をあげたり、自然の神様に感謝する日のようだ。
明日の日の出は5時前だけど、今年の夏至は、いつもよりも大切な日になりそうだ。

水曜日は「おんなかっぽれ」だった。元気な女子たちが遠くから集まってきて、かっぽれを
踊る。夏も冬も浴衣いっちょで、けつをしょしょっとめくって帯に挟んで踊る。
なかなかイナセなスタイルだ。汗をたっぷりかいた後に、蕎麦会になる。
踊りは二階でやっていて、ぼくは典座(てんぞ)のように、厨房の中でそば会の準備。
「おとこかっぽれ」の日は、自分も踊るので、踊りてと典座と二役をこなす。

酔うと、こんな風な会話・・・
ぼく「将来は、能登の家をおんな専用の「お世話しあうハウス」にするのでよろしく」
女子「ええ、いいな。私も住みたい。」
ぼく「飲み会はいいけど、同じ屋根の下に住むと、問題がおきる可能性がゼロ(ぼくの体力気力しだいだが)
ではないので、ぼくは施設にいく」
女子「近くに施設はあるのですか?」
ぼく「ない。金沢の花街の近くの施設にいく。車椅子になっても飲みにいけるし・・」
こんな他愛のない話で盛り上がる。

「女子はみな巫女さん。」年に二回ライブをやってくれる「なるちゃん」の言葉。
また「女子はみな女優」のようなもの、と思ったりする。
ぼくの将来の「花街近くの施設」に入れるかどうかも、女子しだいなので、大事にしなくては。。

今日は「ダメから始める中国語」。この会も「おんなかっぽれ」と同じく、
ぼく以外はみな女子だ。勉強中は同じく「男子厨房の中」状態で、準備ができたら
カウンターで酒を片手に本読みながら、という至福の時間でもある。
蕎麦会が始まると、女子会のテンションになるので、逆セクハラに負けないよう、気をはって
片隅の椅子に座って参加させてもらっている。

夏至が終わると、夏に至る。来月27日は「隅田川花火大会」もある。
梅仕事があって、今年も見れないけど、7月は能登の各地で「お祭り」がある。

7月のライブ

5日(土) クラシック初コンサート

演奏:渡邉千春(ヴィオラ)・山崎早登美(ピアノ)

19時開場 19時半開演 ¥4,000(お酒・肴・蕎麦・珈琲 付き)

15日(月・祭) 大石 学 ソロ LIVE

演奏:大石 学(ピアノ)

19時開場 19時半開演 ¥5,000(お酒・肴・蕎麦・珈琲 付き)

27日(土) もにじん花火大会 らいぶ

演奏:じんじん(ギター)・マツモニカ(ハーモニカ)

17時開場 17時半開演  ドレスコード:ゆかた・甚平 ¥3,000(蕎麦・珈琲 付き)

疲れは疲れでとる

アラ療法でも、心霊療法でもない・・

いよいよ梅林ガールズたちと、能登の梅仕事が始まる。
梅雨に入って、梅も元気に果実をふくらませているようだ。
梅林のある梅茶翁の三輪福さんも先日ヨーロッパ公演から帰国し、
能登でスタンバっている様子。今回は間があいたので、「ほっと」する。

梅の仕事に限らず、田舎で畑を耕したり、魚や海藻をとったり・・・
自然によりそいながら暮らしていると、体全体を動かすことが多く、「疲れる」。
でも「いい疲れ」。都会の「疲れる」は、デジタル仕事や微妙な人間関係や雑多な「すりあわせ」など、
よけいなことがあるので、肉体というより精神的な疲れのほうが多い気がする。
肉体的な疲れは、食欲を増進させ眠りを深くし、翌朝にはすかっとする。
つまり「疲れを疲れでとる」という感覚。都会での疲れは、なかなか容易にはとれない。

とある詩人が田舎暮らしをして、「とんぼ」の飛び方が都会と田舎は違うことを感じたことを言っていた。
「都会のとんぼは、羽をばたばたさせながら飛んでいるけど、ほとんどが一匹で飛んでいる。
田舎の方のとんぼは、ほとんど羽を動かさず、風にのりながら、ほとんどがつがい(男女)で元気に飛んでいる」

人間ととんぼを置き換えても、同じようなことがいえそうだ。長渕剛もそんなこと感じながら「とんぼ」を
つくったか?♪・・・死にたいくらいにあこがれた大都会東京・・・・ 
「一匹のとんぼ」の話やね。

今日は「書をしようかい」

明日は「おんなかっぽれ」

7月は素敵なコンサートがみっつ。

5日(土) クラシック初コンサート

演奏:渡邉千春(ヴィオラ)・山崎早登美(ピアノ)

19時開場 19時半開演 ¥4,000(お酒・肴・蕎麦・珈琲 付き)

15日(月・祭) 大石 学 ソロ LIVE

演奏:大石 学(ピアノ)

19時開場 19時半開演 ¥5,000(お酒・肴・蕎麦・珈琲 付き)

27日(土) もにじん花火大会 らいぶ

演奏:じんじん(ギター)・マツモニカ(ハーモニカ)

17時開場 17時半開演  ドレスコード:ゆかた・甚平 ¥3,000(蕎麦・珈琲 付き)

いやよいやよも好きのうち

徳島に祖谷(いや)という村がある。
「かずら橋」のある平家落人伝説のあるとこ。
九州にも椎葉村など平家落人伝説のあるところがいくつかある。
かずら橋は、蔓でつくった橋で、追手(おって)がくると鉈(なた)で切って
橋を落とす、というリスクヘッジが施されてあった。

平家落人の村には、必ずといっていいほど「蕎麦」の文化が残っている。
九州も四国も「うどん」の文化圏だけど、とても不思議。
いつか祖谷にいき温泉宿で「蕎麦の実雑炊」がでてきた。そのうまさが五臓六腑に
染みわたり、天真庵ではライブの時、前菜で必ずだすようにしている。
そこには「もち麦」も入れている。

先月四国の仲良し農家さんにお邪魔した時、「もち麦のはったいこ」を見つけ、毎日
いろいろ料理を試作し、楽しんでいる。
その時にMさんが「祖谷の落人は、そばだけでなく、そばが不作な場合にそなえ、もち麦を育てていた」
という話を聞いた。たまたまだけど、うちの「そばの実雑炊」は平家の落としだね?なんてね」

月曜日の朝は「卵かけごはん」
この日は、朝飯前に「がれっと」をつくる。
@「蕎麦粉に水を入れ、泡だて器でしゃかしゃかまぜて、フライパンで焼き、そこにとろけるチーズと
のりをのせる」それだけ。メニューにもある「ガレット」
最近はそこに「はったいこ」も混ぜてつくる。もち麦のこうばしさがプラスされ、より一層体にもいい。
朝繊維質を採る、というのは万病の予防になるらしい。

NHKスペシャルで放映されて話題になったらしいが、「乳酸菌」万能だという伝説にクエッション?
だそうだ。「いまさら」という気がするけど、乳酸菌が腸内細菌にいい、というのは、テレビのCMに洗脳
されているだけ。また医学会とか薬学会などが、大手の乳酸菌メーカーに献金されているので、これまで
公表されなかっただけの話。
なにごとも「自分の体を通していろいろ試してみる」というのが大事。
つい最近、「老いない酵素」が発見されたらしい。これからサプリなんかにばけて、CMにでてくると
思うけど、要注意。だいたい老いていくのが自然。

明日は「書の会」
明後日が「おんなかっぽれ」