なんとかなるさ

今日は全国的に雨模様。
先週、能登町の瑞穂(みずほ)にある梅茶翁の梅林にいった。
今年も小梅が元気に育っていた。梅は梅雨になり、雨に打たれる
ことに大人になっていく。6月末には、梅仕事で東京から梅林ガールズが集合する。
おんなの人が、涙を流すごとに、きれいになっていく、と同じように、神秘な世界。

昨日は、広島と小田原と青森から「リノベーションしてお店をつくり、町おこしをしたい・・隊長」が時間差で蕎麦
を手繰りにこられた」。東京もシャッター通りが目立ってきたが、地方はもっと深刻だ。
能登も移住してくる若者もめだってきたが、家主が高齢化で施設に入ったり、鬼籍に入ったりして、空き家
がめだってきた。さりとて、どこの馬の骨とも知らぬ都会育ちの若者に、賃貸したり、売ったりするのも
「抵抗」がある人が多い。日本ややはり島国であり、村社会でもある。
ここ天真庵のあるうらぶれたダウンタウンの十間橋通りも、立派なシャッター通り。
来年春には近くに大学とコンピュータ学院ができて、若者が増えるハズなのに、何の変化もない。

「町おこし隊」さんたちには、なんのアドバイスもできないけど、「〇〇リゾート」がコンサルして立て直した旅館が、金太郎あめよろしく、
どこへいっても同じ顔してるように、「コンサル」とか「行政」と手を組むと、ろくなものができない気がする。
その土地ならでは、その人ならでは、の「個」が大事じゃないかと思う。苦労はするけど、やったぶんの成果物は
物心両面に残るのではないかしらん。「リノベーション」という言葉も、手垢にまみれた感が強い。それを仕事にしているとこに
頼むと、やはり「金太郎」になる。「もういいかな」と満腹にゲップがでる、ときどき屁をこきたくなる、そんな感じ。

基本的に
「他人と過去は変えることができない。自分と未来は変えることができる」のだ。

「令和」になって、世界情勢も天気や自然災害も、「風雲急を告げる」感がある。
マスコミの情報やSNSの情報やまわりの話などに右往左往することなく、「なにをしたいか」を
腹決めるこっちゃない。
「はらさへきまれば、なんとかなる」もんだ。
「胆」が大事かもなんばん。

6月の梅仕事の前に素敵なギターのライブがひとつ。

15日(土)仲内拓磨ギターライブ

演奏:仲内拓磨(ギター) ゲスト=Kyouko(ヴォーカル)

19時開場 19時半開演 ¥3,500(お酒・肴・蕎麦・珈琲 付き)

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