昨日は「うめ星」をいれた盥(たらい)で発芽した大豆を畑に蒔いた。
近くにJA?かなんかの仕事場があり、そこにもみ殻が山のように積んであるので、
コンポストトイレ用に一袋ちょうだいして納屋にいれていた。
マツキヨさんにもらった「土壌活性」(元気シールのTQ技術もプラスされている。)に加え、
昨日は「もみ殻」も畑に蒔いた。畑の隣のおばあちゃんが、笑いながら
「何を植えたかね?・・・」とぼくに尋ねた。
「こないだは、ねずみ大根で、今日は大豆。」といったら、
「ねずみ大根ちゃキャーつかんかった?」(こちらの方言はキャー、キャーみたいな母音が多い)というので、
「長野の友達がくれたんよ。チューと鳴くかもしれんけど、気にせんといて・・」といったら
ケラケラわらいながら
「テンやたぬきはおるけど、チューはおらんわ」とのこと。
「今日は母の日やから、おじいちゃんとチューせんと?」と聞くと、
「じいちゃんは朝から酒飲んで、海をボーっと眺めているだけでダメ」と笑った。
「そうか、それはチューというより、アルチューやね」というと、
手をたたきながら笑っていた。ぼくもアルチュハイマーみたいなもにゃけど・・
それから車で梅茶翁へ・・・
ペチカもだいぶできあがってきた。17歳になるミニチュアダックスフンドの「市松」も
元気に梅林までいっしょに散歩。
梅林のまわりにも、イタドリやこしあぶらやフキなどの山菜がいっぱい。
もう少しあったかければ、梅林の横の田圃に田植えをする予定だったけど、少し寒いので延期。
熊本の人が考え出した「新しい農法」の実験をしようとしている。この実験も楽しみだ。
これから、四国でお遍路のような旅にでる。
ぼくが画廊をやるきっかけをつくってくれた南條観山先生が卒寿を迎え、
今治の「タオル美術館」にて19日まで「回顧展」をやっておられる。
寒山拾得の、名利にこだわらず、自然によりそう生活の中で「足るを知る」という生き方を
貫かれて90年。みごと、以外の言葉がみつからない。