キャッシュレス

昨日畑仕事をしていたら携帯がなった。

「いつもお世話になっています。わたくし〇〇という会社のもので、お客様にキャッスレスのシステム
の提案をさせていただいております」と若い女性の声。
ぼくの携帯はお店の代表になっているので、ライブや習い事や予約(昼間は予約を受けていないけど)の電話に
まじって、ときどきそんな営業の電話がかかってくる。

「うちはキャッシュレスですが・・」と答えると、
「どこのシステムをお使いですか?」と女子。
「もともと自然のシステムですが。今も仕事中ですが、財布ももってません。ほとんど自給自足か原始的ぶつぶつ交換でやってます」と答えたら
「えっ・・・・・・・・・・」でしばらく沈黙。うそのようなほんとうの話。

くる日に、山菜と筍を買って1200円。
それから、隣のおばあちゃんが「わかめとってきた」
と生のわかめをもらい、それで「若竹煮」をつくり、昨日
は、「天気がいいから、もぐってさざえをとってきた」
と20個以上もくれたので、6個だけ炭火の七輪(珪藻土のものを珠洲で調達)で
焼き、残りはさしみにして、9割がた「佃煮」にして瓶摘めにした。

今朝の朝ごはんは、あまりの「若竹煮」を筍ごはんにし、
味噌汁の実は、いただきものの「菜の花」と「たまねぎ」。
お金を使う場所がないこともあるけど、田舎暮らしはお金がかからない。
「もちろん、そばの「かえし」を二種類、そばかす、カレーを冷凍したもの・・などをクーラーいっぱいいれてくるので、
10日くらいは、買い物せずに食べていける。」

これから能登町の「梅茶翁」にいく。三輪福さんから「筍でメンマをつくった」
とショートメール。来月はそこの「梅仕事」。
梅林ガールズたちの季節がやってくる。