今日は「まさこ」のライブ 16時閉店

国貞雅子のライブがある。
2007年の4月1日に押上の天真庵がスタートした。
池袋では平成7年から始まった。平成、令和とふたつの時代を生き抜いて(まだ半月くらいあるけど)いる。
「一年もったら、ジャズのミュージシャンをプレゼントする」と、親友でBCNというコンピュータ業界の新聞社に専務だった
吉若徹(熊本出身・あだ名がワカ)が酔った勢いで約束し、次の年の4月に、やってきた一人が国貞雅子だった。

その時は荒武くんが自分のキーボードを持参して演奏してくれた。みんな若くて、大いに酒を飲んで
誰ともなく「天真庵をニューヨークにもっていこう」とか「みんなでカンパしてピアノを入れよう」
などと叫んだ。そんな声を近所の人が伝え聞き、「母が使っていたピアノをおいてもらえませんか?」
といわれ、昭和35年生まれのカイザーが天真庵に鎮座した。それから、神が憑依いたように、そのピアノ
にいろんなミュージシャンがやってくるようになった。
今本屋に並んでいる「東京古民家カフェ時間」(世界文化社 川口葉子著)に、そんな話が紹介されている。
それから毎年、いろいろなピアニストをひっさげて、天真庵でジャズを歌ってくれた。

2011の1月に若くして
ワカが旅立った。享年56歳やった。食道がんの手術をした後も、毎週そばを手繰りにきてくれた。
煎茶も熱心に習いにきて、下手やったけど蕎麦打ちも研鑽を重ねたけど、「熊本でそばやをやる」
という夢は夢で終わった。でもコンピュータの世界では一花咲かせて昇華した人生。

海の日に毎年ライブをやってくれるジャズピアニストの大石学さん、天真庵で25回も
ライブをやってくれたN響の山根さん、国貞雅子・・・3人とも山口出身で、しかも音楽の先生が
同じ、ということが5年くらい前にわかった。「無駄のない縁」で繋がっている。

27日も「不思議な縁」で繋がった成川さんのギターライブ。「おぶせびと」で検索すると、
彼のギターの音が聴ける。次元の違った世界に誘われる。
ぼくの実家がある宗像の宗像大社の隣に「鎮国寺」がある。空海が高野山より前に
建立した名刹。そこで毎年奉納ギターをやっておられる。

明日は日曜日なので16時閉店。それから「能登前鮨を自分でにぎるかい」。
天真庵のHPで「遊山」という部屋がある。そこに「本まぐろ」の解体ショーを
さっちゃんが写真をとってくれて、アップした。

6日(土) 国貞 雅子 ソロ LIVE

演奏:国貞 雅子(歌・ピアノ)

19時開場 19時半開演 ¥4,000(お酒・肴・蕎麦・珈琲 付き)

27日(土) 成川正憲ギターライブ

演奏:成川正憲(ギター)

19時開場 19時半開演 ¥4,000(お酒・肴・蕎麦・珈琲 付き)