ポン引きで英語を学習

今日は「英語でそば会」の日。
英語を上達する最短方法は、英語を日常語にしている国の人を恋人にする。
オーソドックスだけど、そうやと思う。買い物いったり、料理をつくったり、
いちゃいちゃしている時も英語を使うことになり、体も脳みそも共通のOSを
使うような感覚になるらしい。

「英語でそば会」は20年近くやっている。最初の先生はビル・スメール。
アメリカのとあるデータベースを日本にもってきた男で、その道では有名人。
ひょんなことからその奇妙ミテレツなキャラクターと名前をいかして、
「ぼくの名前はビル・スメール。ビールとスルメで英会話ね」
なんていいながら、楽しく英会話を始めてのがきっかけ。

岩本先生にバトンタッチされ、池袋の天真庵でやっていたんだけど、2007年に
池袋から押上に越してきた。岩本先生も、押上の長屋に引っ越し、英会話は続き、
2011年にスカイツリーができてから、何年か後のある時から「スカイツリーに
くる外国人観光客をポン引きして、天真庵につれてきて英会話をする、
という今の形になった。最初は「大丈夫?」と思ったけど、9割以上の確率で
成功していて、世界中に「ポン引き仲間」が増えている感じ。

今日はそんな「英語でそば会」がある。
明日は「そったく焙煎塾」  田舎へ移住する予定のこが学びにくる。
明後日は「おとこかっぽれ」今日発売の「潮」に、その練習風景が掲載される。
今はおとこかっぽれが3人。マスコミ効果で3倍くらいになるかもなんばん。

(3月の素敵なライブ)

23日(土)弾き語りシャンソン ライブ

演奏:・上原英里(ヴォーカル&ギター)

19時開場 19時半開演 ¥4,000(お酒・肴・蕎麦・珈琲・付き)

29日(金) MUSICA LIBERA TOKYO

演奏:山根孝司(クラリネット)・藤田朗子(ピアノ)

19時開場 19時半開演 ¥5,000(お酒・肴・蕎麦・珈琲 付き)

30日(土)ボサノヴァ de 花見

演奏:山本ひかり(歌・ギター)

19時開場 19時半開演 ¥3,500(お酒・肴・蕎麦・珈琲 付き)

フランス人形みたいな魚が飛んできた

♪わたしの人形は よい人形 目はぱっちりで いろじろで・・フランス帰りの・・

そんな歌があった。昨日はそんな「目がぱっちり」の魚が能登から飛んできた。
九州あたりでは、「目がぱっちり」から「メバル」と呼ばれる。能登あたりは「柳ハチメ」という。
祝い事にも使用され、昨日はお雛祭りだったので、ピッタリだった。フランス人形みたいにかわいらしい女性
たちとワイワイいいいながらの「十間橋太郎の会」だった。

りっぱなタラも入っていた。さばくと大きな白子がお腹いっぱいに入っていた。
さっそく「たら汁」をつくる。冷蔵庫に、ごぼう、人参、だいこん、ネギが、あったので、アラを
霜降りにしてから、やさいを刻んで投入し、味噌を入れる。この鍋は「お酒」をたっぷり入れるのがコツ。
お客さんがそろって、「さあ、食べよう」という寸前に、白子を投入する。

この鮨会の師匠で、今は鬼籍にはいられた「佐賀のがばいじいちゃん」のすし会の時にも、タラの白子
を焼いてのりまきにして食べた。おかわりを所望女性がいると「そんなに食べたら、妊娠するばい」
なんてことをいったものだ。昨日はぼく以外はみんな女子だったので、冗談でもそんなことは
いえなかったけど、生でも食べられるような白子だった。

あとはカレイ。5枚におろして、すし用に柳包丁でそぎ切りする。身がプリンプリンして
美味かった。縁側は仕込みの段階で、味見。料理人の特権。

今日はこれから「卵かけごはん」 昨日能登からいっしょに届いた「アカモク」が味噌汁の身、という贅沢な朝。
夜は「長屋で女史会」

明日は「英語でそば会」

水曜日は「そったく焙煎塾」
木曜日は「おとこかっぽれ」  明日発売の「潮」(うしお)に、二階でかっぽれをやっている写真がカラーで
紹介される。

これはやっぱり宝ものや

岐阜で薬草とお茶をつくっている青年がいる。
織田信長が、火薬の薬などをつくらせていた場所らしい。
近くの春日茶の産地には、お茶摘みの手伝いにいったことがある。
織田流煎茶道の末席に席がある身として、不思議な縁を感じている。

その青年が「お茶」を広めるために、常滑(とこなめ)に通い、ある作家さんに「急須」を
お願いした。取っ手のない、「宝瓶」(ほうひん)というもので、お点前では
玉露をいれることが多い。もちろん煎茶でもかまわない。

しかも、その宝瓶は、中に煎茶碗が2個入るようにつくられているので、旅や
アウトドアでお茶を飲むのに最適だ。さっそく注文したら届いた。
常滑は、昔東京の下水管に使われていた。その後は、梅干しや味噌を仕込む甕(かめ)でも
大活躍した。また最近振り子がふれて、天真庵にも100人の「醸し女子」たちが味噌を
つくりにきたり、梅林ガールズたちが梅干しを仕込みにやってくる時代を迎えた。
常滑の出番でもある。急須も有名で山田常山さんなど名人を輩出している。

昨日さっそく玉露を入れてみた。常滑の土の味と星野村の土の味がハモニーになって
宇宙の調べを奏でているようで、とてもいい。
恋人をキャンプにでもさそって、星を見ながら玉露を飲む・・・いいだろうね。
その後は、玉露の葉にぽん酢を入れ、日本酒を常滑茶碗で飲んでごらん。
甘露甘露の世界に浸れること間違いなしだ。ただし、「間」と「温度」は大事にしてや。
せっかくの雰囲気が壊れる。都会で「空気を読めない」のは、都会の喧騒の中で消える
けど、素敵な雰囲気の中でそれをやると、ださい、といより、居場所が死に場所になるくらい追いやられるかもなんばん。

今日は日曜日なので16時まで。それから「蕎麦打ち教室」。それが終わって「ひな祭りのすし会」
今日も、能登からいろんなお魚やアカモクなどが飛んでくる。味噌作りもラストスタート。

明日の朝は「卵かけごはん」。夜は「長屋で女史会」
明後日は「英語でそば会」

ひな祭りは、すし会

昨日は天真庵用の味噌作り。能登の道の駅で調達した大豆、
黒豆を仕込んだ。今年は7甕仕込んだ。
栄養学的には、みそ汁の中にそばを入れる、というのが理想らしい。

でも味噌汁は「朝喰うもの」というイメージやし、蕎麦は「昼か夜喰うもの」
というイメージがあって、理想のそばは食されていない。
「味噌ラーメン」はあっても「味噌そば」なるものはあまりきかない。

しかし、昔、寺で精進料理として「そば切り」が始まったころは、大豆の煮汁に
醤油を入れてソバツユにしたという歴史がある。一度やってみたら、これまた、なかなかけっこうなものだ。

天真庵では月曜日に卵かけごはんをやる。その夜の勉強会は、朝のい味噌汁のあまりにひと手間かけて、
「味噌そば」なるものが、酒肴に登場することが、ままある。次の日のトイレが
気持ちいい、と好評だ。腸内細菌のバランスをとったりするのも、蕎麦が一役かってくれるらしい。

明日は「ひなまつり」  今年6回目の「十間橋太郎をめざそうかい」。
ひなまつりということで、女子が五六人(ごじゅろくにんじゃない)集まりそうだ。
その前は「蕎麦打ち教室」  

(3月の素敵なライブ)

23日(土)弾き語りシャンソン ライブ

演奏:・上原英里(ヴォーカル&ギター)

19時開場 19時半開演 ¥4,000(お酒・肴・蕎麦・珈琲・付き)

29日(金) MUSICA LIBERA TOKYO

演奏:山根孝司(クラリネット)・藤田朗子(ピアノ)

19時開場 19時半開演 ¥5,000(お酒・肴・蕎麦・珈琲 付き)

30日(土)ボサノヴァ de 花見

演奏:山本ひかり(歌・ギター)

19時開場 19時半開演 ¥3,500(お酒・肴・蕎麦・珈琲 付き)

かっぽれ

水曜日は、「おんなかっぽれ」やった。先生の喜寿を祝う会
でもあり、二次会も大いにもりあがった。
まだ古希も還暦にも時間がある女性たちだが、「光陰矢の如し」でもある。
3月5日発売の「潮」(うしお)という雑誌に、天真庵でかっぽれを教えて
いる姿が、カラー見開きで紹介される。写真と文は、かの川口葉子さん。

今日から「去る」の三月。あっとい間に去る。別れの季節でもある。
味噌作りのお母様たちも、幼稚園で仲のよかった子と、小学区校が別々になる、とか、
なんやら、四方山話をしながら味噌をつくる毎日。
味噌作りも来週の木曜あたりが千秋楽。100人の家族の味噌つくりがおわる。

昨日は夕方に能登から「梅茶翁」の三輪福さんがやってきた。
踊りのお仕事らしい。各地の神社の奉納舞やお祭りなど、出番が増えて
いる様子。毎月七尾でおこなわれているマルシェにも、出店して、
梅などを販売しているとか・・・ほぼぶらじるも「縄文ドリポット」で供されていて、
能登でもすこしづつ浸透しつつある。二か月ぶりに今月は10日くらい能登で暮らす。

3月5日から23日まで「絵空箱」(新宿区山吹町361 誠志堂ビル)
で、18組の音楽家たちの日替わりライブがある。
22日(金)が、三輪福さん。
続いて3月24日は、国立の「宇フォーラム美術館」で「野生の青空」(古事記の神々に捧ぐ)
がある。(問い合わせ  070-5010-1447 ハナ・ジャスミン)

天真庵の3月は、3つのライブ。
ボサノバ・クラシック・シャンソン・・・・目白押上。感謝。