フランス人形みたいな魚が飛んできた

♪わたしの人形は よい人形 目はぱっちりで いろじろで・・フランス帰りの・・

そんな歌があった。昨日はそんな「目がぱっちり」の魚が能登から飛んできた。
九州あたりでは、「目がぱっちり」から「メバル」と呼ばれる。能登あたりは「柳ハチメ」という。
祝い事にも使用され、昨日はお雛祭りだったので、ピッタリだった。フランス人形みたいにかわいらしい女性
たちとワイワイいいいながらの「十間橋太郎の会」だった。

りっぱなタラも入っていた。さばくと大きな白子がお腹いっぱいに入っていた。
さっそく「たら汁」をつくる。冷蔵庫に、ごぼう、人参、だいこん、ネギが、あったので、アラを
霜降りにしてから、やさいを刻んで投入し、味噌を入れる。この鍋は「お酒」をたっぷり入れるのがコツ。
お客さんがそろって、「さあ、食べよう」という寸前に、白子を投入する。

この鮨会の師匠で、今は鬼籍にはいられた「佐賀のがばいじいちゃん」のすし会の時にも、タラの白子
を焼いてのりまきにして食べた。おかわりを所望女性がいると「そんなに食べたら、妊娠するばい」
なんてことをいったものだ。昨日はぼく以外はみんな女子だったので、冗談でもそんなことは
いえなかったけど、生でも食べられるような白子だった。

あとはカレイ。5枚におろして、すし用に柳包丁でそぎ切りする。身がプリンプリンして
美味かった。縁側は仕込みの段階で、味見。料理人の特権。

今日はこれから「卵かけごはん」 昨日能登からいっしょに届いた「アカモク」が味噌汁の身、という贅沢な朝。
夜は「長屋で女史会」

明日は「英語でそば会」

水曜日は「そったく焙煎塾」
木曜日は「おとこかっぽれ」  明日発売の「潮」(うしお)に、二階でかっぽれをやっている写真がカラーで
紹介される。