かっぽれと味噌つくり

味噌作りが佳境になり、ようやく今日あたりで折り返し地点か?
今日はお店はお休みだけど、午前中からふたりのお母さんが作りにきている。
普段は、チャイルドシートをつけたチャリンコは少ないけど、この季節は
半分近くがそれだ。近くの幼稚園や保育園のママ友のネットワークのたまもの。

年に一度だけ、他府県の人やIT時代の人たちも味噌作りにこられる。
ITの人たちは年も近く、そろそろ現役を引退して、終の棲家を東京ではなく田舎に、とか、
夫婦関係を清算したり、断捨離によって身軽に新しい人生を、とか、いろいろな選択肢の中
から、最後の道を選んで歩きだす、そんな季節でもある。
いろいろな人生があるけど、それぞれに「役割」とか「メインテーマ」があるんやな、
というのがわかり、人生の妙な味わいやら悲喜こもごもな人生を垣間見させてもらう。

「ぶらり能登」という能登の雑誌が100冊きたので、味噌つくりの人たちで興味がある人
に渡している。地方に移り住む、という選択をする若い人たちが増えているみたい。
「何を、なりわいにして暮らすか」というのが、都会のみならず、田舎暮らしでも、筆頭に
くる問題だ。でも「何」にこだわらず、「そこで生きる」と決めると、どこでもなんとか生きて
いけるのではなかろうか?

ある日会社にいくと、自分の会社が倒産していた。そんな目にあった人は、昨日今日明日が連続しない、
現実に直面する。でもそこから、なんとか独立したり、他の道を選んだりして、なんとか生きていけるように、
今働いている場所を変えても、なんとかなるのが人生のような気がする。

味噌つくりも、今日みたくママ友の日があれば、音楽家の日もあり、ファッション関係の日(午後はそうか)もある。
いろいろな仕事をしている人たちが、大きな都会の鍋のような中で、おでんのたねのように交じり合って、
おいしい味を醸し出しているのが、この「東京おでん」の街か?そんなことを思ったり・・・

今日は「おとこかっぽれ」   寒いし、おでんでもしこもうか。
明日は「ダメ中」  ダメから始める中国語・・・・ちゅうか 明日は中華料理を作りながら中国語を勉強。
なんやら、とかいう麺をやるらしい。まいこ先生は名古屋から、そのねえちゃんは岐阜から味噌を作りにやってくる。

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