蒲田温泉

昨日は休みで、筆子さんの実家の蒲田にいき、
甥っ子姪っ子たちと「新年会」をやる。
いつも「すし会」だ。

その前に「蒲田の温泉」にいく。「蒲田に温泉?」なんて思って
いる人は「ぼーっと生きてるんじゃないよ」と喝をいれられる。
「蒲田温泉」と検索すると、いろいろなことがわかる。

もともとは高度成長のころ、大手の下請け工場として栄えた街で、空港も近いし、
横浜にでるのも近いし、もちろん品川や都心にも近く、最近は工場もマンションや
建売になり、街はすっかり様変わりしている。

でも本来は、「黒い天然湯」がでる地域で、徳川家康が運よく生き延びて、京都から
首都を移転させ、世界中から人がわんさとくる観光地になりさがってしまったけど、
ちょっと神様のいたづらが過ぎたら、今ごろは、大阪か首都で、蒲田あたりは「温泉街」
だったに違いない。ウソだと思ったら、JR蒲田で降りて、実際に「温泉」(銭湯と同じでどこも460円で入れる)
に入ると、アルキメデスになった気分になれると思う。

ミシラヌ国の評価がもらえるようなお店はないけど、トンカツや鮨は、「おおっ」
というような実力ぞろしだし、町の中華屋さんのレベルも高い。なんといっても、人口に対しての
「飲み屋」の数は新宿を凌ぎ、世界一、である。
銭湯のサロンには、だいたい「カラオケ」があり、この町に興行にきた「演歌歌手」のポスター
が貼られている。「お天道様は知っている」とか「命がけの恋」とか・・・
元号が変わろうとしている時代のものとは思えない。でもそのズレは、なんとなくここちいい。
昨日は酒メニューに「ふるさと蒲田」というのがあり、風呂上りに一献。特別純米「糀谷」
というのもあった。

いつもと違う駅に降りる。いつもと違う店に入る。いつもと違う女房(夫)にする。いつもと違う風呂に入る。
いつもと違う酒を飲む・・・・・いつもと違うコトをすると、新しい自分を発見できる。日々是好日。