Stand 今日発売!

まさこ、こと国貞雅子の新しいCD「Stand」が今日発売になる。
今月のはじめに天真庵でライブをやった時、サンプル版を置いていった。
それを聴いていたら、「満つまめの会」(気功整体)のマ-くんが、
「施術中にお客さんにも聴かせたい」というので、昨日はひがな「Stand」
が二階で流れていた。

年末で連休中だったこともあり、一階のお店も蕎麦を手繰る音、カウンターの常連客は「能登」
という雑誌を読んでいたり、ケロリンの話などをしながら、休日を楽しんでおられた。
「年越しそば」を注文にくる人たちも、正月用に「いぶりがっこ」を買っていかれたらり・・・
なんとなく「年末気分」。
12年お店をやってきたけど、初めて「正月三が日に営業する」。田舎に帰らない人、仕事で帰れない
人たちと新年を共に過ごそうと思う。今年は月中の10日間くらいを休みにして、能登と福岡と東京の
「三つ又暮らし」の実験をした。来年は東京にいる時間がもっと短くなる気もする。初めて正月をシェアリング。

今日は大塚の「グレコ」というジャズがメインのライブハウスで国貞雅子のライブがある。
折戸通り、といって、串駒さんや「ますみ」という経師屋さんのある通りにある。
ママさんがきれいで、近くだったこともあり、よく通った。
ぼくのそばのあまり優秀でないお弟子さまのMに、「まさこのCDを4枚買いなさい」
とショートメールをしたら、「24日に生のライブにいきます」と返事がきた。
「クリスマスなので、かわいらしい女子といくように」と、説教がましいメールで返したら
「G弁護士といきます」とかえってきた。

ぼくの会社ややっていた組合の顧問弁護士(両方とも貧乏してたので顧問料は格安だった)。さっそくG弁護士にもショ-トメールで
「まさこの新しいCDを45枚買うように・・」とおくる。45枚と思ったのか(シゴマイのつもり)
「そんなに買っても・・」とかえってきたので、「まわりの友達や困ったお客さんにわたして」
と返事をした。長い付き合いでもメールでやりとりすると、うまくつたわらない。
同じくM氏にも「まさこのCDを45枚買うように・・」とメールを打った。返事はこなかったけど、
彼なら「ヨンジュウゴマイください」と言うような気もする。

これから「卵かけごはん」
環境が変わって音楽がタダできけて、CDも売れないし、ライブに足を運ぶ人も減っているそうだ。
世の中「シェアー」が流行ってきているけど、「いっしょに生のライブを聴く」という文化的なシェアー
は、シェアーハウスやカーシェアリングよりも、もっともっと価値があると思う。
例外的だけど「旧邸」という近くのシェアハウスには、庭と茶室のような空間があり、掛け軸が飾ってある。
そこのオーナーは、ぼくのお茶のあまり優秀ではないお弟子様。蕎麦のお弟子さまでもある。
最近は書を習いにきている。

明日はその「書の会」
文人と呼ばれる人たちは、きちっとしているもの、みんなと同じようなもの、おもしろくないもの
には興味がないみたい。世間からは「わかりもの」とくくられることが多いけど、これからの
新しい時代はきっとまた「でばん」ではなかろうか。そんな気がする。
世の中は「陰陽でできている」。つまり「男と女」である。生きている限り、そんなことを
楽しみながら生きていくのが、よろし。
「Stand」聴きながら、哲する年末年始。日々是好日なり。