大都会・東京

昨日は、朝まずめに釣りをした。ふぐが3匹釣れた。
そんじょそこらの「雑魚」(ざこ)でエサ取りのフグではなく、
ちゃんと引くし、竿はしなるし、釣りの醍醐味を味わえる。

漁師さんたちは、海で内臓をとって、塩洗いして食べるらしい。「ときどき、ビリっとくるけど・・それが美味い?」とか。
かなり大きなフグだったので、何人かの漁師さんが「ちゃんとうまくさばかないと、危ない」
とのこと。先週一年半まって出来上がった「まきり包丁」をもっていたので、その場でさばこうか?
とも思ったけど、東京に帰る日に「ビンゴ」で、砂場に埋められて毒抜きされたり、
下手したら病院や天国に運ばれたりするのも、なんやから、静かに三匹のフグ(下関ではフク)
を海に返して、ぼくらも東京に出発。これまで、縄文時代からどれだけの先達たちが犠牲になったろう?

七尾の和倉温泉の「総湯」に入り、しばらく下の道をてくてく走りながら、東京へ東京へ・・
500kちょっとなんで、九州までの半分。ゆっくり走った。寒くなったので、「たら汁街道」(富山)
でも寄ろうか?などとのんびり走っていたら、氷見で「すしのや」という看板が目に入った。
「よしのや」ではない。「すしのや」。
確か、ギターのジンジンさんが「回転ずし」とは思えないレベルだと力説していたすしや。運転中の筆子さんは
「能登でもすし食べたし、おいしい魚を食べたので、わたしは、よしのや、のほうがよい」とのたまう。
無視して「すしのや」に入る。

今年はまだ、水揚げが少ないならしいが、「寒ブリ」や「がんど」(寒ブリまでいたらない大きさのブリ)
あたりを適当に握ってもらって、ノンアルコールビールで乾杯。
冬の能登や氷見や北陸は、「宝がいっぱい」で、ノンアルコールビール一杯ではちと寂しい!
「当たり前に美味いレベル、が、東京とは大違い」。テレビのCMみたいに、出すほうも、食うほうも
「おおげさ」なあのテンションどうにかならないもんか、と思う。テレビは見ないけど。。東京の「すしや」にも
いかないけど。。

今日は朝から仕込みで、明日から通常営業。
明日は「ゆさそばライブ」があるので、16時で閉店。(超満員)
明後日も日曜日の夕方は「蕎麦打ち教室」なので、16時閉店。
月曜日の朝は「卵かけごはん」
火曜日が「書の会」
水曜日が「おんなかっぽれ」
すると年末の「年越しそば」が始まる。