能登まきり

昨日は能登町の「ふくべ鍛冶」に、能登まきりという漁師さん御用達の包丁をとりにいく。
100年前の鉄を使って、作るらしい。北前船がいききしていた時代に、アイヌの人
たちがサケをさばく包丁にヒントを得、初代の店主が工夫を重ね、「能登まきり」が完成した。
界隈の漁師さんたちの必需品で船にはなならずもっていく。万が一、海に落としても、ウキを
つけているほど大事に使っているらしい。

ぼくはてっきり九州あたりの海賊たちが、高倉健よろしくドスをもって能登にやってきたなごりか?
と思っていたけど・・・
夜は「ふろふき大根」と「ミズ」で買った牡蠣飯(250円)と能登牛のすき焼きで「竹葉」を飲む。
能登まきり、能登牛・・・「のとはやさしや土までも」というのがあるが、能登をつけると響きがいい。
「能登ぶらじる」があってもいいかもなんばん。

その後、梅茶翁にいく。ペチカがだいぶできあがってきた。たぶんできあがると、全国から
それを目当てに人が集まってくるだろう。そんな存在感がある。
厨房に入り、「ほぼぶらじる」を入れ、みんなで「能登珈琲時間」。

今朝は初めて「生えさ」を使って釣り。先日ホームセンターに、豆炭を買いにいったら、「青虫あります」
と書いていあった。ゴカイのようなものをこちらではそうゆうらしい。20g200円でゲットし、
今朝は江戸竿(竹でできた海釣りの竿)に、ブラクリ針をつけ、そこに青虫をチョン掛して、
海に投げる。一投目に「真フグ」が釣れた。漁師さんたちが見ていて、「うまく血を抜いて食べんと死ぬよ」
などといわれた。ほんとうは「アイナメ」をねらっているので、静かにリリース。
すこしづつだけど、「能登くらし」にリズムができてきた。

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