人生50から

こないだ、イトーヨーカドーのエレベーターにのっていたら
、そんなメッセージとゴジュウカラの絵がのった「生命保険のチラシ」
みたいなんが目に入った。「五十歳からでも保険に入れますよ」というメッセージなんだろう。
人生の中仕切りを超えた世代ではあるけど、「これから二仕事」の世代でもある。

個人的には、ゴジュウカラよりヤマガラ(山雀)のほうが好きだ。昔は縁日やお祭りの日に、
ヤマガラがおみくじをひく、なんていう芸が日本中で観られた。途中から野鳥の保護政策の
ため、ほとんどの野鳥が鳥やさんから消えた。日本の山林は人が入らなくて、荒れ放題。
霞網で一網打尽に鳥をとる、というのは反対だけど、花鳥風月に準ずる程度に許可することも
検討してはどうかな、と思うこともある。
ペットのブームもそうだけど、日本人という民族は、ブームになると、おれもおれもの連鎖で
とまることを知らない傾向がある。センズリをおぼえて、死ぬまでやり続ける猿といっしょだ。

高度成長期の日本に「秋岡芳夫」という熊本生まれのデザイナーがいた。
彼が残した言葉に
「「創る」「のこす」「やめる」を、関係でとらえてデザインすることが、これからの
「ほんとうのデザイン」になるだろう」というのがある。
日本人に足りないのは「やめる」かもなんばん。
原発をやめる。そんなものを推進する政治家をやめる・・・・

月曜の朝は卵かけごはん。明日は「書の会」
明後日は「おんなかっぽれ」