解体現場が多くなってきた!

オリンピックイヤー(2020)に、近所に千葉大学(建築デザイン)がきて、
その隣にコンピュータの学校もできる。古い長屋が残っていてる半面、
「木密地帯」、つまり木造の古民家が密集していて、火事や災害の時に
危険だといわれる地域でもあり、ここんところ解体やさんが大忙し。

せっかく、これからの建築を担っていく若者たちやITの達人らが集うのであれば、一緒に
街をデザインしていく、そんなコンセプトの授業があってもおもしろいし、
コンピュータと人間、AIと人間との融和を考える授業があってもいいと思うのだが・・・

「端渓」の硯をくれたじいちゃんの家も、ここ二日間でほぼ解体が終わった。
解体される音を聞くにつれ、こころがへこんでしまう。
茶の間に、半世紀以上鎮座していた茶箪笥がいっしょに壊された。
梻(たも)の木目がきれいで、大事に使われてきた歴史の古色がなんともいえず素敵やった。
「天真庵で使って」といわれたけど、この夏逝ったたまちゃんの三味線とか写真とか、
まるで骨董屋みたにいろんなものがあふれていて、あきらめた。
「茶箪笥」・・今の暮らしには、置き場がない代表選手?

あと「火鉢」が古い家には必ずある。天真庵の店の外にも「めだか入れ」として使っているものがある。
今、木工のあだちくんにアイデアをだして、その活用方法の実験中。
高気密のマンションでは使えないけど、残った長屋や古い一軒家では大活躍しそうだ。
しかもそれを使って、「新しい立礼(りゅうれい)の手前」をやってみようと考案中。
大学の臨時講師に雇ってくれないかな・・・世界へ広がっていく可能性を秘めている、
と確信しているのだが・・・

今日は二階は「満つまめの会」  営業は16時まで。それから「蕎麦打ち大学」
明日の朝は「卵かけごはん」

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です